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リカ~リバース~ ①

2021年作品、松木創演出 高岡早紀 浅香航大 福田麻由子 山口まゆ 田辺桃子出演。

第1話 バラの咲く家…惨劇の始まり

東京の高級住宅地、広尾にある豪邸・雨宮家。 元々麗美の祖父から継いだ麻布のクリニックを経営する外科医の武士(小田井涼平)、美しい妻の麗美高岡早紀)と二卵性双子の姉妹・梨花田辺桃子)と結花(山口まゆ)が暮らしていた。 長女の梨花は、父の武士に恋人のように接する。 結花はそんな梨花の影にいるような控えめな性格だ。 瀟洒な邸宅で優雅に暮らすセレブ妻・麗美高岡早紀)は、新しく家政婦協会から派遣されてきた花村幸子(福田麻由子)を迎える。
「――雨宮麗美、28歳です」麗美の自己紹介に戸惑う幸子。麗美はとても美しいがさすがに20代には見えない。 冗談よと艶然と微笑む麗美。 幸子はこんなに素敵な家に住み込みで働ける幸運に胸を高鳴らせる。
2人の家庭教師の宗像(浅香航大)はシュッとしたイケメンの医学生。 梨花も結花も宗像に憧れている。 双子なのに性格も正反対の梨花と結花。 フランス人形のように華やかで明るい梨花、日本人形のようにおしとやかな結花。 性格は違うがいつも一緒で、結花が梨花についていく。 2人とも素晴らしいと褒める幸子。 麗美は武士と何を話したのかを尋ねる。 出身を聞かれたり、食事のあとに「ごはんがおいしかった」と言ってくれるというと「チッ」と舌打ちする麗美
英会話の先生の千尋阿部純子)は明るい美人で、歳の近い幸子とはすぐに仲良くなった。 麗美千尋に「実家の仕送りのため」と高額な報酬を渡す。 不思議に思う幸子。 千尋のレッスンの最中、梨花はテキストに挟んだ美術展のしおりに目を留める。
結婚記念日のその日、麗美は得意料理のミートソースを作っている。 紫のチューリップを買ってきた幸子。 その花言葉は「不滅の愛」と微笑む麗美。 上機嫌でミートソースの鍋をかき混ぜていた麗美は、武士から「急患で帰れない」という電話を受けると豹変する。 そこに帰宅する梨花と結花。 麗美はテストの答案を出させると、99点の梨花になぜ1つ間違えたかと責める。「私のほうがもっと間違えた」と答案を出す結花。麗美は罰として夕食抜きを言い渡す。
しかし、武士が帰ってくるという電話があると麗美は再び豹変し、娘たちも許すから家族みんなで食事にするという。 全員、笑顔でミートソースを食べる姿を見て、微笑ましく思う幸子。


さてこれは続編というより、前日譚というか、“リカ“がどうして誕生したのか?というお話ですね。
演出は引き続き3編とも松木創が担当しています。
今回高岡早紀は母親の麗美役をしています。
そして夫役は小田井涼平、ドラマは見た作品はありますが映画出演作は見ていませんね。
そして家政婦役の福田麻由子、「桜、ふたたびの加奈子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14908440 子役時代から多くの作品に出演していましたね。今作の家政婦役は、なかなかハマっていましたね。


物語は一気に過去に遡ります。 リカに瓜二つの女性・麗美はどうやら母親でしょう。しかし二卵性の姉妹・梨花と結花は性格がまるで違います。 梨花はいつも何をやらしてもこなしてしまい、成績も優秀。 結花は彼女には及びませんが決してできない方ではありませんが、いつも梨花の後を追うような生活をしています。
そして家庭教師のイケメンの宗像が、そして英会話の教師に千尋が出入りしています。家政婦としてやってきた花村幸子はまずこの図式を覚え、なんとかここで長くお世話になりたいと思っていました。

しかしだんだんこの家の変わった点に気づいていきます。

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