2017年作品、村田和也総監督、三浦祥朗 寺島拓篤 M・A・O 斉藤壮馬声の出演。
第0話 ニノヴォ
外務省への異動を約1カ月後に控えた真道幸路朗(三浦祥朗)と花森瞬(斉藤壮馬)。彼らは総務省での最後の業務として、用地買収交渉を依頼される。 すぐに交渉が成立するかのように思われた、小さな町工場を相手にした案件だったが…。
第1話 ヤハクィザシュニナ
2017年7月25日、真道幸路朗と花森瞬は国際会議出席のため羽田空港から旅客機に搭乗する。 しかし離陸直前、上空に巨大な立方体があらわれ、旅客機は消息を絶つ。
物理学者の品輪彼方(釘宮理恵)は残された映像から乗客は生きている可能性があると推測。 対策本部は立方体に様々な方法で接触・破壊を試みるが、全く効果がなく完全に隔絶されている状態だった。 品輪はこれに「フレゴニクス」と仮名をつける。 乗客の一刻も早い救助のため、ついに自衛隊の戦車による徹甲弾が撃ち込まれるがこれも押し返されてしまう。 その時、立方体の上部が変化し内部から階段が出現、そこから真道と青年の姿をした謎の存在が出てきた。その存在はヤハクィザシュニナ(寺島拓篤)と名乗る。
今回はこの作品を。
総監督は村田和也、「富江replay」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15495161 に出演歴がありますが、同一人物でしょうか?
真藤幸路朗役は三浦祥朗、初めて声を聞く声優さんでした。
花森役は斉藤壮馬、「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/15/060000 でシューハイ役をしていました。
まずは前日譚からですが、ここでは主人公の真藤幸路朗という人物の、才能を遺憾無く見せてくれる、現実のお話でした。 元々外務省の役人の彼でしたが、総務省でもその持っている才能を発揮して、やっと外務省に戻る時遭遇した大きな世界的な事件。 ただ、この前日譚は完了と言われる存在の大事さ、重要さ、日本の世界をいかに動かしていく存在という側面がよく描かれていますね。
そして、異空間から現れた巨大な立方体。 それに飲み込まれた旅客機に真藤と花森が搭乗していました。 しかしそのことが、後々重要なことだということがわかってきます。