anttiorbの映画、映像の世界

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ホーリー・マウンテン

1973年作品、アレハンドロ・ホドロフスキー監督・主演、ホラシオ・サリナス ラモナ・サンダース アリエル・ドンバール ホアン・フェラーラ出演。

錬金術師(アレハンドロ・ホドロフスキー)が二人の女性から衣服をはぎ、丸刈りにして儀式を行っている。
一人の男:盗賊(ホラシオ・サリナス)は砂漠に裸体で横たわっていて、ハエが排泄物に群がるかのように彼の顔を覆っている。  彼は手足のない小人症の男と友達になる。 二人は街へ出て、観光客に芸を見せて金を稼いだ。

街は独裁政権に支配され、公開処刑や残酷なパレード、兵士のレイプが行われているが、観光客は見世物のようにそれらをカメラに収めていた。 盗賊の見た目がイエス・キリストに似ていたので、地元の商人は彼を酔わせて気を失わせ、体の型を取って、作った受難の像を売った。 あたり一面に転がる自分の像の中で目を覚ました盗賊は絶叫しながら像を壊して回り、その中で一体残ったものを担いで外に出た。 売春婦の一団とすれ違ったとき、サルを連れた一人の娼婦(アナ・デ・サド)が彼に興味を示した。売春婦たちはそのまま歩いていく盗賊の後をついて荒れた教会へと入っていく。 中では兵士と住民たちによるゲイのダンスパーティが行われていた。 盗賊は奥に入っていき、自分の像を祭壇に飾ろうとしたが司祭は激怒して彼らを追い出した。 そこで盗賊は蝋人形の顔を食べ、風船で空に放ったのだった。
しばらくして彼は、高い塔の周りに集まる群衆に気づく。 その塔からは黄金の入った袋がフックに乗って下りてきて、下界の食べ物と交換を行っていたのである。 黄金の出どころを見つけようと、盗賊はフックにつかまって塔によじ登った。 そこで彼は錬金術師と彼の無口な女の助手に会い、対決する。 錬金術師が盗賊の体を動かなくさせて、首の瘤から腐った魚を取り出すと盗賊はおとなしくなった。 すると盗賊にコンテナに排便させ、その体液と混ぜて黄金を作り出したのだった。 盗賊は自分の欲深さと愚かさを知り、錬金術師の弟子となって錬金術と魂の作り方を学ぶことにした。


カルトな作品ですね。
監督はアレハンドロ・ホドロフスキー、彼の出演作、監督作を初めて見ました。
主演の盗賊役はホラシオ・サリナス、今作しかクレジットがありませんね。


物語は、手足のない小人症の男が、一人の男を救います。 砂漠に死んだような状態になっていた男は、キリストに似た風貌をしていて、二人は仲良くなり、その男は手足のない男をおぶって街に繰り出します。 街は節操のない観光客や、娼婦の一団、さらには独裁政治で処刑が行われています。
そんな中、男は捕まりキリストの型にされます。 キリスト像を作って売ろうという集団でしたが、彼は起きると喚きながらそれをぶち壊し中の1体を持ち帰ります。 そして教会の中に飾ろうとしますが。


今作は、後半が修行のような展開になっていきます。 現世で贅の限りを尽くした人間たち、大成功をした人間たちが不死を求めていくんですが、そこに違和感のある盗賊も。 ちょっと何を表現したいか一言ではいいづらい作品ですが、この作られた時代的なものも少し感じます。

 

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創造主と二人の女性

 

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石を投げられる盗賊

 

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四肢のない男と街に出る

 

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娼婦たちと出会う

 

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キリスト像を引きながら

 

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十字架を引きながら

 

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創造主と会う

 

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