おでん屋の男(鈴木卓爾)に、抱いて欲しいと告白した走り続ける少女(澤田由紀子)。男は、そんな少女を遊びのつもりで抱いてやるが、いつしか彼女を愛するようになる。 少女の行方を捜し、自らも走り始める男。 だが、既に少女には別に好きな人が出来ていた。
しかし、男は疾走の果てに怪我を負いながらも少女にプロポーズ。 少女は、そんな男を背負って走り出す・・・
いくつかのパートに分かれています。
おでん屋の男役は鈴木卓爾、「セトウツミ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14275401.html に出演していました。
そしてその男に惚れる女子高校生役で澤田由紀子、「1980」 という作品に出演歴があります。
今作は、パートごとに、ドキュメンタリーというかメイキングのパートと、俳優であり舞踏家の麿赤児のパート、そしてドラマ部分になっています。 メイキングというか、オーディション風景のようなパートには、写真家のアラーキーこと荒木経惟が出演しています。
ここで、裸をいとわない女優、映画に出たい女性を集めて、全裸にさせ、その中から数人チョイスをしていますね。 そして主役が澤田由紀子になったようなシチュエーションも描かれています。
監督自身は俳優としてではなく、監督としてのチョい役での出演。
前衛的であり、ドキュメンタリーであり、ポルノでもある作品です。