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エノーラ・ホームズの事件簿

2020年作品、ハリー・ブラッドビア監督、出演:ミリー・ボビー・ブラウン サム・クラフリン ヘンリー・カヴィル ヘレナ・ボナム・カーター出演。

イギリスの郊外に住むエノーラ・ホームズ(ミリー・ボビー・ブラウンの母ユードリア(ヘレナ・ボナム・カーター突如失踪する。 ロンドンに住む二人の兄、官僚のマイクロフト(サム・クラフリン)と私立探偵のシャーロック(ヘンリー・カヴィルを呼び寄せるも、彼らは興味を示さない。 特にマイクロフトはエノーラを寄宿学校に入れようと、校長であるミス・ハリソン(フィオナ・ショウ)を呼び寄せる。 学校に入れば、今までの生活を喪い、母を探すこともできないと怒ったエノーラは、母が残した隠し資産を手に、一路ロンドンへ向かう。
道中、エノーラは列車の車中でバジルウェザー・テュークスベリー侯爵(ルイス・パートリッジ)と出会う。 死んだ父親から爵位を受け継いだ彼は、軍人にさせようとする母親(ハティ・モラハン)から逃げるため、こっそり列車に忍び込んだのだ。
ところが、殺し屋のリントホーン(バーン・ゴーマン)が現れ、エノーラとバジルウェザーは列車から飛び降りる羽目になる。 二人は徒歩でロンドンへ向かい、そして別れる。
エノーラは街の仕立て屋で立派なドレスを購入し、淑女のふりをしながら母の行方を探すことにする。 母が自宅で見知らぬ女性たちと会合していたことを思い出したエノーラは、とある喫茶店で母の仲間のエディス(スージー・ウォコマ)を見つけ出す。
エディスは、ユードリアの行方を知っているそぶりを見せながら、彼女がどうしているかは話さなかった。 エノーラは、母たちが会合の中で口にしていた人名が、ロンドンの地名をアナグラムにしたものであることに気づき、その一つであるライムハウス・レーンに赴く。 そこには銃火薬や爆弾が隠されていた。 その帰り、エノーラはリントホーンに襲われ、あわや命を落としかけるも、何とか窮地を脱する。 そして、彼に狙われているバジルウェザーを助けるために行動することを決意する。
シャーロックの助手を務める未亡人としてテュークスベリー邸に赴いたエノーラは、敷地内にある森に、バジルウェザーが作った秘密基地を見つけ、そこにあった資料から、リントホーンがライムハウス・レーンに至ったことに気づく。 そして資料にあったコヴェントガーデン市場で、花売りとして働くバジルウェザーを見つけ、彼を自分の宿に連れていくが、テュークスベリー邸で会ったレストレード警部(アディール・アクタル)が現れ、何とかバジルウェザーを逃がすものの、エノーラはマイクロフトに引き渡されてしまう…
 
これは面白かったですね。 コロナがなければ劇場公開されたことでしょう。
監督はハリー・ブラッドビア、初めて見る監督です。
主演はミリー・ボビー・ブラウン、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15971223 でマディソン役で注目を浴びましたね。
 
物語は、ホームズ家の母と妹のお話です。 母から英才教育を受け、女性対等の時代に沿った教えを受けたエノーラ。 二人の兄は早々に家を出て行ったことも、彼女が自由に生活をできたことだったかもしれません。 しかしある日突然母が消えてしまいます。 手掛かりがないので二人の兄を呼びますが、いきなり長兄のマイクロフトが、彼女を寄宿学校に入れようとします。 もちろんそんなことはエノーラの意思ではなく、彼女は残されたお金を持って逃亡、ロンドンに向かいます。 そして彼女はたった一人で母の捜索を開始します。
 
今作はちょっとした冒険アクション作品でした。 途中で出会う若き侯爵、そして殺し屋の出現。 なかなか面白い作品でしたが、配信になってしまったのは惜しいですね。でも続編を作ってもいいキャラ立ちもしていますし、まだまだ若いミリーに期待したいですね。
 

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母と二人の暮らしで、いろいろ叩き込まれたエノーラ

 

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しかし母が失踪、二人の兄が帰ってくる

 

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しかし彼女は単独で母の捜索に

 

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バジルウェザー侯爵と出会う

 

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一旦は別れるが再会し

 

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さらに寄宿学校からも脱出

 

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