anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

マイ・ベスト・フレンド


父の転勤でアメリカからロンドンに引っ越してきたジェスに初めて話しかけてきてくれたのがミリーだった。 ミリーはアメリカ訛りのジェスに、イギリス英語を教えてあげ、二人はそれ以来、ファーストキスから初体験まで何でも話し合い、互いのすべてを知る親友になっていった。
ミリー(トニ・コレット)は自由奔放な生活の末、キット(ドミニク・クーパー)と結婚、二時の母のなっていく。 そしてキャリアウーマンとしてバリバリ働き、刺激的な毎日を送っていた。 彼女は誰もが振り返る最先端のファッションに身を包み、毎日が輝いていた。
一方ジェス(ドリュー・バリモア)の方はいたって堅実な女性、環境保護活動で出会った整備士のジェイゴ(パディ・コンシダイン)と暮らし始める。 ボートハウスでの生活は、優しくてユーモアのセンスもあるパートナーの愛に包まれて、ジェスは幸せだった。ただひとつ、子どもができないことだけを悩んでいた。
ところがある日、ミリーに乳がんが見つかるという、想像もしなかった運命にみまわれる。 子 どもたちに苦しむ姿を見せたくないと明るく振る舞うミリーを、同じ気持ちで明るく支えるジェス。
化学療法で髪が抜けてしまった時は、いつもケンカばかりしているTV女優の母ミランダ(ジャクリーン・ビセット)が、映画撮影用のオシャレなウィッグを用意してくれたりと、辛い日々ながらも笑顔で治療を続けていた。
周囲の協力で何とか治療を乗り越えたミリーだったが、医師から両胸の切除手術を提案されて心の糸が切れてしまう。
ちょうどその頃、ジェスの方はジェイゴと喜びを分かちあっていた。
不妊治療の末、ついに子どもを授かったのだ。 ジェスはミリーに伝えたいと思うが、彼女のことを思うと、どうしても打ち明けられない。 ふたりの間に初めて秘密が出来てしまうのだった・・・

監督はキャサリン・ハードウィック、「赤ずきん」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13040976.html を見ていますし、近作は社会派のお話ですね。 主演の二人はミリー役にトニ・コレット、「しあわせはどこにある」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13155078.html 「ヒッチコック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9055882.html に出演。
一方ジェス役にはドリュー・バリモア、「チャーリーズ・エンジェル」 が有名ですが、意外にいろんなところに出演、「ドニー・ダーコ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13712993.html にも国語教師で出演しています。
物語はミリーが乳がんになり、ジェスが妊娠、まったく対照的な境遇になった親友のお話で、ただの闘病記とはちょっと趣が違います。 ただ、初めての妊娠という幸せなことを押し殺して、必死に親友に対して献身的な看病をする姿は見所ですね。
またミリーも、必死に意地を張って美しい自分を貫く姿も、結構立派です。 なかなか出来るもんではないところですね。
こういう闘病ものは、本人もそうですが周りが精神的にやられる。 だから本人が明るくしてくれると、周りも助かるんですね。 辛いでしょうが、それも自分のためでもあるんですね。
結構さわやかなラスト、ミリーの遺言が粋でした。

イメージ 1
ミリーの結婚

イメージ 2
そして第2子が

イメージ 4
ジェスも結婚

イメージ 3
しかしミリーが乳がん

イメージ 5
サプライズの誕生日もこの後・・・

イメージ 6