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その女諜報員 アレックス

2015年作品、スティーブン・カンパネッリ監督、オルガ・キュリレンコ ジェームズ・ピュアフォイ リー=アン・サマーズ モーガン・フリーマン出演。

元女諜報員で一匹狼のアレックス(オルガ・キュリレンコ)は、かつての恋人ケヴィン・フラー(コリン・モス)に誘われ、銀行強盗計画に加わる。 計画は順調に進み、無事にダイヤを手に入れたものの、メンバーの不始末で顔を晒す結果となってしまう。 そのメンバーを射殺した彼女は、手際よく証拠品を爆破し、フラーと行動を共にする。
その晩、このヤマを依頼した人間とホテルで会うことになっていたフラーだったが、待ち合わせ場所に襲撃者が乱入。 アレックスは間一髪、姿を隠したものの、一流の腕前を持つ襲撃者は拉致したフラーを拷問し、ダイヤと一緒に盗んだUSBメモリの在り処を聞き出そうとする。
その襲撃者たちは、ワシントン(ジェームズ・ピュアフォイ)と名乗るリ ーダーを始め、クリントン、ジェファーソンなど歴代大統領の名をコードネームに使用していた。 フラーは最後までアレックスの名を口にしないまま死亡してしまう。 襲撃者たちの隙をついて逃げ出したアレックスだったが、その姿を見られてしまう。
アレックスがまず向かった先は、強盗仲間で、警戒厳重な家を持っている男のところだった。 ここなら一時的に身を隠せると思った彼女だったが、中になかなか入れてくれない。
報酬を払う事で間一髪話が付き、襲撃者がフラーの妻と息子を狙っていることを知ったアレックスは、電話でフラーの妻に連絡を取るが、自分の夫を奪ったとアレックスのことを憎んでいる彼女に、なかなか意思が伝わらない。
なんとか危険が迫っていることだけを伝えるのだが、襲撃者はその家の男を射殺、アレックスは間一髪身を隠すが、電話でリダイヤルをされてしまい、フラーの妻がなんらか知っていることを掴んでしまう。
アレックスは仕方なく、自分のことを嫌うフラーの妻の元へ盗んだバイクを走らせる。アメリカの上院議員の意向を受けて行動する襲撃者は、殺人も意に介さず、アレックスの過去を調べ上げていた。
フラーの妻子に迫る危機。 頭脳明晰かつ冷酷なワシントンから逃れるため、アレックスは持てる能力のすべてを発揮して、彼らに立ち向かう…

この作品は中盤までは凄く面白い。
監督はスティーブン・カンパネッリ、初監督作品のようです。
そして主演はオルガ・キリュレンコ、彼女はなんと言ってもボンドガールをして一躍有名になりましたね。 私は「007 慰めの報酬」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8050567.html もいいですが、「ある天文学者の恋文」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14450200.html が好きです。

さて物語はいきなり数人の覆面の銀行強盗のシーンから始まります。 多くの銀行の客が人質となり、金庫を開けさせ、大量のダイヤを盗むところまでは良かったのですが、顔をさらしてしまったアレックス。 激怒した彼女はその覆面の男を処分して逃亡、ここまではある程度上手く行くんですが。
そして現れた数人の襲撃チーム、はじめはダイヤを取り戻しに来た、闇の殺し屋なのかと思いましたが、そうではないんですね。 モーガン・フリーマン演じる大物政治家の裏で動く、手強い輩でした。
しかしただの銀行強盗ではないアレックスも、そう簡単にはやられません。 ここからノンストップのバトル、逃亡、追跡となって行きます。
この作品90分くらいのコンパクトなアクション作品で、仕掛けもそこそこ面白いんですが、何かラストが尻切れトンボなんですよね。 キャストも良くて期待感のエンディングを想像しますが、なにか続編で、なんて感じで終わってしまう。
本当に続編を作る気だったのか? そんな感覚を受ける作品でしたが。

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銀行襲撃は成功するが、顔をさらしてしまったアレックス

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何か空しい彼女だったが、

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襲撃犯が現れ

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危機一髪脱出をするが

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いったいこの男たちは?

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