1915年のロサンゼルス。 無声映画のスタントマンをしていたロイ(リー・ペイス)は、撮影中に大怪我を負い半身不随となる。 挙げ句の果てに主演俳優に恋人を奪われ、自暴自棄になっていた。
そんなとき入院中の病室に現れたのは、オレンジの収穫中に木から落ちて腕を骨折して入院していたルーマニアからの移民の少女アレクサンドリア(カティンカ・アンタルー)だった。 ロイは、動けない自分に代わって自殺するための薬を少女に盗ませようと思い付き、アレクサンドリアに作り話を聞かせ始める。
それは一人の悪者のために、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者達が力を合わせ悪者に立ち向かう【愛と復讐の物語】。 しかし、少女を操るためのたわいない寓話は、いつしか少女に希望を与え、やがて自分自身をも救う壮大な物語へと広がっていく。
ちょっとしたファンタジー? 空想のお話ですね。
主演はカティンカ・アンタルー、子役としてこの作品だけですね。
語り手役のロイはリー・ペイスが演じています。「キャプテン・マーベル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15914113 でロナン役をしています。
物語は、動けなくなったロイが、この世からいなくなりたいということで、アレクサンドリアに自殺薬を持ってこさせようとするために、つくり話を聞かせようとします。
しかしだんだんとこのお話がただの適当な話から、アレクサンドリアも、自分も救う話に発展していきます。
今作は、この二人はただの聞き手と話し手なんですね。 そしてその物語の登場人物を、実際の現実の人物に置き換えて映像化にしていますから、ある意味二役なんですね。
最初はとっつきづらい作品かも知れませんが、見て行くと結構引き込まれるお話ですね。
自暴自棄となったロイ
そこにアレクサンドリアという少女が現れる
そして彼はお話を作り出す
それは冒険のお話
そして彼女はそれを楽しみにしてくる
しかしそれは彼自身にも