2020年作品、ジュネイト・カヤ監督、デヴィッド・クロスフレデリック・ラウヤニナ・ウーゼ出演。
普通に働くなんて馬鹿らしい。 金儲けのためなら手段は選ばない。 野心に燃える若者と舌先三寸のチンピラが、ベルリン不動産市場でボロ儲けを企む。
その計画は大胆不敵で、仲間を増やしては事業を拡大していく。 ピンチになってもそれをさらなる儲けのチャンスに変える。 負けることは許されない。
瞬く間に大金を稼ぎ出したヴィクトル・シュタイン (デヴィッド・クロス)、ゲリー・フォークランド (フレデリック・ラウ)、そして銀行員のニコール・クレバー (ヤニナ・ウーゼ)。 この乱造したセレブ暮らしはどこまで上昇し続けるのか。
しかし、彼らの嘘、詐欺、不正行為はまもなく雪だるま式に膨れ上がっていき…。 やがて、現実をすっかり見失った彼らに、本当に大事なものは何か決断を迫られるときが訪れる…
アメリカではなくドイツ映画です。
監督はジュネイト・カヤ、作品を見るのは初めてです。
デヴィッド・クロスは、「愛を読むひと」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9501985 に出演していました。
フレデリック・ラウは、「ちいさな独裁者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15870029 を記事にしています。
ヤニナ・ウーゼは、初めて見る美しい女優さんのようです。
物語は、取り調べを受けている無精ひげを生やした男から始まります。 ヴィクトルはゲリーと組み、さらに女性ながら頭もよく度胸もいいニコールと組み、不動産詐欺で大金を稼いでいきます。 口先でひどい物件を高値で売りさばき、彼らは成り上がっていきます。
そしてヴィクトルはニコールと結婚し、子供も作り豪邸で暮らすようになります。 しかしドラッグをやめられず、詐欺に気が付いた購買者から訴えられ、その保障のためにさらに危ない橋を渡って行くようになります。
今作は、ドイツ作品というのが珍しく思えます。 こういうやんちゃな男たちのお話はアメリカのお得意ですが、ドイツでもこういうことがあったんでしょうね。
今は刑務所暮らしに
ヴィクトルとゲリー
ニコールも加わり
ドンドン大金を稼いでいく
そしてリッチな暮らし
ドラッグにはまる