2015年作品、カリン・クサマ監督、ローガン・マーシャル=グリーン タミー・ブランチャード ミヒル・ホイスマン エマヤツィ・コーリナルディ出演。
ウィル(ローガン・マーシャル=グリーン)とキーラ(エマヤツィ・コーリナルディ)は、数年来会っていない旧友の集いに招待されるが憂鬱な面持ちだ。
ウィルの以前の妻エデン(タミー・ブランチャード)の招きで、エデンとは息子を不慮の事故で亡くしてからお互い連絡をしていなかった。 招待されるのも、以前のウィルの住んでいた家だ。
旧友達と再会を果たすも、エデンとそのパートナーのディビッド(ミヒル・ホイスマン)はどことなくおかしな感じがする。 部屋に鍵をかけたり、何万ドルもするワインを開けたり、携帯の電波も入らない。
パーティーには、旧友達以外のゲストまでいる。 旧友達は、不穏な空気には気がつかない様子だがウィルには何か得体の知れない緊張感に包まれパーティーではおかしな雰囲気のまま時間が過ぎ、予想外の展開を迎えていく・・・
謎の群像劇ですね。
監督はカリン・クサマ、「イーオン・フラックス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8771707 を記事にしています。日本人の父を持つアメリカ生まれの監督ですね。
主演はローガン・マーシャル=グリーン、「アップグレード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/04/060000 が近作ですね。
タミー・ブランチャードは、「イントゥ・ザ・ウッズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12833728 でフロリンダ役をしていました。
物語は、ウィルとキーラがパーティーの招待されるところから始まります。 でもウィルも複雑な表情で、キーラの方は、これから行くところは全くの初めてで、みんな初対面。 ウィルは彼女を連れていくことに引け目を感じていましたし、でも一人ではいけない感じでした。
その家は、昔住んでた家、そして元妻からこの家での招待でしたので、より身構えていました。 そこに集まっていたのは、元妻以外にも、昔の仲間でした。 キーラも暖かく迎え入れて一安心のはずでしたが、ウィルは何か落ち着きません。 そしてある動画を見せられたあたりから空気が変わっていきます。
今作はちょっとカルト的な趣向にだんだんとなって行きます。 そしてとうとう犠牲者が出るあたりからヒートアップしていきます。 ただ、内部崩壊的なこともあり、もともと深い裂け目を持った元夫婦を無理やり引き合わすこと自体無理がある感じがして、そのギクシャク感が不気味なイメージを受けるお話ですね。
ウィルとキーラが招待される
初めは和気あいあいだったが
なにかが気になる
そしてビデオを見せら
静寂が破られる
そして、急激に恐ろしいことに