anttiorbの映画、映像の世界

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グリーン・ライ ~エコの嘘~

2018年作品、ヴェルナー・ブーテ監督、出演、ノーム・チョムスキー カトリン・ハートマン出演。


2015年に発生したインドネシア熱帯雨林火災は、広大な面積を焼き尽くすインドネシア史上、最悪の環境災害となった。 その直接的な結果として10万人以上が死亡、50万人以上が煙霧により長期的に苦しむほど。 この火災が、パーム油のプランテーションのための広大な土地を確保することを目的に、意図的に引き起こされたことは公然の秘密となっている。

パーム油は、ほとんどの既製食品やスナックに利用されるなど、世界で最も広く使用されている有益で安価な脂肪分を含む原料である。 2009年の映画「プラスチック・プラネット」などで知られるドキュメンタリー映画監督のヴェルナー・ブーテは、このスキャンダルの真実を探るため、話題の言葉“サステナビリティ”(=持続可能性)の裏側を読み解く旅に出る。 パートナーは、企業に挑戦的なことで知られるジャーナリストで作家のカトリン・ハートマン。 グリーンウォッシングの専門家である彼女は“元々熱帯雨林だった場所で作られたパーム油がサステナブルであることはあり得ない”と主張し、企業が“サステナブル”、“環境に優しい”と宣伝する商品の実態が正反対である事実を暴く。

ブーテ監督とハートマンは、オーストリアのスーパーマーケットから旅を始め、インドネシア、ブラジル、米国、ドイツなど、グリーンウォッシングの裏側で行われる甚大な環境破壊の現場を訪ね歩く。 そして“エコの嘘”の被害者やNGO、“嘘はついていない”と主張する企業の当事者たちと面会し、世界で何が起きているのかを明らかにしていく。


新型コロナの影響で、いろんな映画が公開延期になっていますが、こういうドキュメンタリー作品は予定通り公開しています。(今は残念ながら見れなくなりましたが)
監督はヴェルナー・ブーテ、ドキュメンタリー作家ですが、環境問題の今作を作りました。
監督と一緒に動くのが、ジャーナリスト・グリーンウォッシング専門家のカトリン・ハートマン。 彼女が果敢に切り込んでいきます。
環境問題というと森林破壊、プラスチック問題、再生可能エネルギー、が主なテーマになっていますが、実はそれにあるトリックがあるという衝撃的な内容です。


私も多少はわかる部分がありますが、パーム油がまずはキーポイントだとは知りませんでした。 パーム油を大量に生産するために、自然の森を焼いて、アブラヤシの森を作るんですね。 一見すると緑の大きな森に見えるんですが、これは人工の森となり、その他の植物は無くなり、さらにその恩恵で生きていた動物もそこには住めなくなります。
さらに、エコカーといわれるEVに対しても大きく切り込んでいきます。 ここは確かに大きな問題で、私は電気自動車は必ずしもエコではないと思っているほうです。 電気はどうするのか? 今以上に電気を生産することをどうしていくのか? しかしさらにはその原料にまで切り込んでいきます。
人間はどこまで便利さを追求しないと気が済まないのか? そんな原点に切り込んだ作品でした。

 

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彼女がカトリン

 

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ヴェルナーに突っ込みを入れ

 

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大投資家に切り込んでいく

 

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そしてパーム油の現状を探る

 

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そして彼に話を聞く

 

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ラージ・パテル教授は的確に現状を知っている

 

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ノーム・チョムスキー教授の核心を突く

 

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