anttiorbの映画、映像の世界

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バーチュオシティ

1995年作品、ブレット・レナード監督、デンゼル・ワシントン ケリー・リンチ ラッセル・クロウティーヴン・スピネラ出演。


ディーン所長(ルイーズ・フレッチャー)を責任者とする警察技術研究所における仮想体験の犯人追跡訓練用に、リンデンメイヤー博士(スティーヴン・スピネラ)が開発した人工生命シド6.7(ラッセル・クロウ)は、殺しは最高の快感とまで言い放つ、既に創造主さえもコトロールできない存在に進化していた。

シドは所内の科学者のシリコン・アンドロイドの培養研究を利用し、電脳空間から現実空間に逃亡した。 シドと互角に戦える男として、訓練で優秀な成績を残した囚人のパーカー(デンゼル・ワシントン)に白羽の矢が立った。 彼は元警官で、妻と娘を殺した無差別爆弾テロリストのグライムズを殺した罪で服役中だった。

体に発振器を埋め込まれた彼は、釈放を条件にシドの追跡を開始。 美貌の女性犯罪心理分析官のカーター(ケリー・リンチ)が、彼に同行。 2人はシドの正体に迫ろうとし、パーカーは彼の人格を形成する殺人者のリストの中にグライムズの名も発見する。一方、シドの凶行はエスカレートし、次々と犠牲者の数は増加。 シドがディスコに人質を取って立てこもったとの報せに、パーカーは現場に急行するが、カーチェイスの果てに取り逃がした。

パーカーはシドの中に確かに息づくグライムズの存在を感じていた。 カーターによると、シドは着実に進化しているという。 シドは次にアルティメット会場に現れ、パーカーは追跡したのちに人質の女性を誤射。 またも警察に逮捕されるが、それはシドの策略だった。 パーカーは護送中に逃亡し、単独でシドを追跡することを決意。 だが、カーターは彼に、埋め込まれた発振器には毒入りカプセルが付いていることを知らせる…


意外に変わったSF作品ですね。
監督はブレット・レナード、初めて作品を見る監督のようです。
主演はデンゼル・ワシントン、「イコライザー2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15714267 が近作ですが、25年前の彼は若いですね。
そしてラッセル・クロウ、今でこそ太めですが、当時は多少スリム。「ある少年の告白」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15943950 が近作出演です。


物語は電脳空間で、人工生命を作成したリンデンメイヤー、彼が作ったシド6.7は、手が付けられない真価を見せていました。 その空間ではどんな相手もかなわない、しかし唯一いい勝負で食い下がるのが、服役中のパーカーでした。 彼は元警察官で、妻と娘の敵を討とうとして捕まったということでしたが。
そしてリンデンメイヤーは、シドを現実世界に解き放ってしまうのでしたが、そんな彼にはいろんな凶悪犯御データが取り込まれていて、残忍な行動に出ていくのでした。


今作は、悪役がポイントですね。 今でこそ良心的な役が多いラッセル・クロウですが、彼の残忍な行動がなかなかある意味快活なんですね。 だから善玉のデンゼルが生きています。 バーチャルな存在が現実に存在していく、AIとはまた違った発想ですね。


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残虐な殺し屋のシド

 

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彼に対抗できるのはパーカーだけ

 

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それは仮想世界だったが

 

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現実に飛び出すシド

 

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そしてパーカーは

 

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カーターと共にシドを追う

 

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