2016年作品、ロビン・スウィコード監督、ブライアン・クランストン ジェニファー・ガーナー ビヴァリー・ダンジェロ イアン・アンソニー・デイル出演。
ハワード・ウェイクフィールド(ブライアン・クランストン)はニューヨークを拠点として活動する弁護士で、その腕は一級品であった。 仕事面では順調なキャリアを歩むハワードだったが、私生活では15年にもわたって連れ添った妻・ダイアナ(ジェニファー・ガーナー)との倦怠期に悩まされていた。
グループセックスによってマンネリを解消しようとしたこともあったが、結局失敗に終わってしまった。 ある夜、帰宅したハワードは自宅の車庫にアライグマが入っていくのを目撃した。 アライグマを追って車庫の屋根裏に上ったハワードは、そこから自宅の全てが見渡せることに気付いた。
ハワードは妻と2人の娘・ジゼル(Ellery Sprayberry)とテイラー(Victoria Bruno)が食事をする様子に見入ってしまった。 ハワードはダイアナからの電話を無視して、彼女が苛立つ様子を眺めて楽しんだ。 しかし、怒ったダイアナが自分の夕食を処分する姿を見て、ハワードは侮辱されたかのような気分になった。 夫婦喧嘩になることを恐れたハワードは帰宅を遅らせたが、いつの間にか車庫で眠りこけてしまう。
“翌朝、帰宅したハワードはダイアナから不倫を疑われた。 ハワードは「昨日は一晩中車庫にいたんだ」と正直に告白したが、ダイアナは聞く耳を持ってくれなかった。” と想像したハワード、仕方なく彼はダイアナが仕事に出かけるまで、車庫で自宅を覗き見ることにした。
ところが、ここで予想外の事態が発生した。ダイアナは突然姿を消した夫を心配しており、警察に捜索を依頼したのである。 ダイアナが泣き出したのを見たハワードは居たたまれたくなって帰宅しようとしたが、そこへ義母のバブス(ビヴァリー・ダンジェロ)がやって来た。バブスとダイアナが大げんかしたため、ハワードは帰宅する機会を逸してしまった…
WOWOWで放送されたときは別題「アイ'ム ホーム 覗く男」とされていました。
監督はロビン・スウィコード、脚本家が主のようですが、監督作品も少しあります。 作品は初めて見ました。
主演はブライアン・クランストン、「THE UPSIDE/最強のふたり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/06/060000_1 が近作となります。
ダイアナ役はジェニファー・ガーナー、「メン・イン・キャット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14605289 が近作記事となります。
物語はやりての弁護士で、美しい妻と、二人の娘のいる何不自由ない家庭のお話です。唯一の悩みは、夫婦の倦怠期でした。 いろいろ試してはいますが、マンネリ感を脱することはできません。 そんなある日、遅くに帰ったハワードは、アライグマが車庫に行くのを見つけ追っていきます。 そこの2階に上がったところ、そこから家が一望できます。 そこで彼は、ここで一晩過ごすことで、妻の反応を見たくなりました。 しかしその選択が彼の人生を変えていってしまいます。
今作は、男ならふと考えてしまうことかもしれませんね。 幸せと感じる、その背中合わせに、何か付きまとう不安感。 女性の気持ちがなかなか理解できない世の男性は、こういういたずら心から、蒸発したり、今までの人生を捨ててしまうことがあるようです。
ハワードは、どんどん変えるタイミングを失っていきますが、そこには彼が今まで思ってもみなかった体験が待っています。 それは良くも悪くもですが。
何不自由ない家庭
でも妻との倦怠期を感じていたハワード
そんなある日
つい倉庫の2階に上がり家を眺め、帰らなくなってしまう
そして彼の生活はこの空間に
そして収入もなく、ホームレスに