2019年作品、本木一博演出。井上真央 毎熊克哉 藤原颯音 井上優吏出演。
寅次郎(藤原颯音)の父、平造(毎熊克哉)が復員したが、人が変わったように何かにおびえ、可愛がっていた娘のさくら(落井実結子)を拒否する。 光子(井上真央)は不安を募らせるが、祖父の言葉と寅次郎の機転が少しずつ平造を元の暮らしに戻していく。
中学生になった寅次郎(井上優吏)は、裏の朝日印刷の工員・さとこ(森七菜)のことが好きらしいと、おいちゃん(泉澤祐希)とおばちゃん(岸井ゆきの)は気付く。 しかしさとこは鰻屋の千吉(尾上右近)といい仲のようで、寅次郎の初恋に暗雲が…。
さて中盤になってきますね。
留守を守った寅でしたが、大変な家の状況の中でも、寅はしっかりと恋をしていきます。
ヒロインはさとこ、森七菜が演じています。「ラストレター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/28/060000 が公開中ですが、良い演技ができる期待の女優ですね。
そして中学生の寅次郎を井上優吏が演じていきます。「本能寺ホテル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14691292 に出演歴がありますね。
さて、やっと戦地から父が、叔父が帰ってきました。 働き始めた叔父とは対照的に、父は戦争のショックで別人のようになって、生きる屍になってしまいました。 もともと遊び人で仕事はたいしてしなかった父でしたが、それさえもしなくなり、母の心配はどんどん大きくなっていくんですね。
「男はつらいよ」につながる今作、寅次郎の惚れっぽさ、そしてあぶなっかさ、わかりやすさが出てきて、本当に憎めない寅次郎と、鬱々とした父の姿が対照的ですね。
そして第4話は大きな展開、分岐点になって行きます。
やっと戦争が終わり
寅はさくらを可愛がっていた
そして、おいちゃんとおばちゃんともいい関係
そして寅の恋