2011年作品、上田慎一郎監督、高木公介 鐘築建二 大塩武 山口友和 中村だいぞう リーマン・F・近藤出演。
ある会議室に集められた、お互い名前も知らない5人の男たち。 彼らが集められた理由、それはある議題を全員一致の決がでるまで話し合うことだった。
その議題とは、「”お米とおっぱい”この世からどちらかが無くなるとしたら、あなたはどちらを残しますか?」 というヘンテコなもの。 訳が分からないままに、とりあえず議論を開始する男たち。
史上最もくだらない議論が幕を開ける・・・
やっぱり監督の色ですね。
上田慎一郎監督といえば、「カメラを止めるな!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15606616 ですが、今作は2011年に彼が作った貴重な長編作品です。
出演している役者さんたちは、正直知らない役者さんばかりです。
今作は、洋画で言えば「十二人の怒れる男」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/3439136 、邦画で言えば「12人の優しい日本人」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14387057 のパロディと言う感じです。
物語はある密室に集められた、5人の男達に、あるお題が与えられます。 お米とおっぱい、この夜にどちらを残すべきかと言うお題でした。 どうでもいいことかもしれませんが、議論をしたうえで結果を出すということで、全員一致なのか? しかしこのテーマを話す中で、それぞれの今の現状が浮き上がって生きます。 仮面がはがれていくんですね。
上田監督の、初期の長編作品、シュールですね。
集められた5人
そしてお題は?
お米とおっぱいとどちらか
そして議論が始まる