羊とオオカミの恋と殺人 - anttiorbの映画、映像の世界

2019年作品、朝倉加葉子監督、杉野遥亮福原遥江野沢愛美笠松将出演。

大学受験に失敗し予備校をやめてしまい引きこもっている黒須（杉野遥亮）は、ライフラインも止められてしまい、絶望。　首吊り自殺を図ったもののあえなく失敗してしまうが、その弾みで壁に穴が開き、そこから隣人・宮市（福原遥）の部屋が見えるようになる。

その日から穴から宮市の生活を覗き見るようになり、黒須は彼女の虜になっていった。しかし彼女が部屋で人を殺す凄惨な現場を目撃し、思わず声を上げてしまう。　覗き見ていることが見つかり、黒須はつい宮市に愛を告白。　殺されるかと思いきや、彼女と付き合うことになる。　アルバイトを始め、宮市とデートをし、彼女の手料理を食べ、幸せを噛みしめる黒須だったが、宮市はデート中だろうが構わず殺人を犯し…

これは予告編から惹かれた作品でした。

監督は朝倉加葉子、ホラー系　https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=%E6%9C%9D%E5%80%89%E5%8A%A0%E8%91%89%E5%AD%90　をよく撮っている監督ですね。
主演は杉野遥亮、「居眠り磐音」　https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15962983　が近作です。

そして福原遥、「映画賭ケグルイ」　https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15956701　でも存在感がある役でした。

物語は、授検失敗で極貧となり自殺未遂をした青年の物語。黒須はその自殺に失敗、隣の部屋との壁に穴を空けてしまいました。　隣を覗いたら、美しい女性が。　もう一回死ぬことを思いとどまりますが、彼女はなんと殺人鬼でした。　そして、彼女に覗いていた事がばれてしまいます。

自分の死ぬのか？殺されるのか？しかし意外な展開に。

今作はさすがにR指定になっています。　まあそうでしょうね。　でも、彼女が殺人をしていても、一切報道されません。　そう掃除人グループがいるからなんですね。

一切の痕跡を残さないプロの掃除屋、その中のリーダー的な女・延命寺から、彼女の殺人のクセ、そして対象者、性格を少しずつ聞いて行きます。

さて黒須はいつまで生きていられるんでしょうか？

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