2019年作品、イ・サングン監督、チョ・ジョンソク ユナ コ・ドゥシム パク・イナン出演。
ヨンナム(チョ・ジョンソク)は、昼間から公園の鉄棒で身体を鍛えていた。 公園を横切る小学生からは、変なあだ名を付けられ、バカにした目で見られている。
そこには、姉のジョンヒョン(キム・ジヨン)の息子もいたのが、ヨンナムが声を掛けても他人のフリをされてしまう。 家へ帰るヨンナムだが、仲睦まじい両親、そして気の強い姉のジョンヒョンからあまり相手にされていない。 彼は未だに仕事にも就いていからだった。 そんな状況もあり、自分の存在感を示せないヨンナムはストレスを抱えていた。
そして、両親の古希の祝いへ家族で参加することに。 やはり祝いにも馴染めないヨンナムだが、そこで思わぬ人と出会う。
彼は学生時代にボルダリングをしていたのが、後輩のウィジュ(ユナ)が副店長として働いていた。 過去に告白して断られたヨンナムだったが、未だに好きなようで、ついついベンチャー企業の課長をしていると嘘をついてしまう。
なんやかんやでパーティーは終わりを迎えようとすると、外では大パニックが起きていた。 謎のタンクローリーから、謎のガスが噴出していた。 そして、このガスを吸った人間は、皮膚がただれ、発作を起こして死亡してしまうのだった。
ヨンナムとウィジュのいるビルにも、じわじわと近づいてくる様子の有毒ガス。 皆は屋上から逃げようとするが、鍵が掛かっていて出れない。 鍵も見つからない状況なので、屋上へ出るには、外から鍵を開けるしかなかった。
そんな中、ヨンナムは窓ガラスを割って、ビルを登って鍵を開けようとするのだが。 果たして、彼らは脱出することができるのか?・・・
なかなかのパンデミックでしたね。
監督はイ・サングン、長編商業映画初監督です。
主演はチュ・ジョンソク、記事にするのは初めてのようです。
そしてユナ、少女時代のメンバーで抜群のルックスの彼女、「コンフィデンシャル/共助」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/05/180000 にチラッと出演していたのが映画デビューのようです。
物語は、なかなか就職がかなわないヨンナムのお話です。 後輩のウィジュにふられてから、なにか歯車が狂った感じの生活。 面接もなかなか上手く行かず、ただ体を鍛える毎日でした。 しかし姉たちが心配し、ハッパをかけていましたが、そんな時両親の古希の祝いが。
しかしその時、あるタンクローリーから謎のガスが流出します。 これは猛毒で、触れたらほぼ死んでしまうとてつもない猛毒でした。 どんどん汚染地域が広がって行きますが、彼らのパーティー会場にまで迫ってきます。 そして上に逃げようということになりますが。
今作はパニックアクション、そして後輩のウィジュとその会場で出会ったことから、ヨンナムの運命が動いていくんですね。 なかなか二人の体を張った演技が、妙に清々しいんですね。 ユナも結構きつい撮影だったと思いますが、頑張りが感じられます。
ヨンナムはパラサイト状態
両親の古希の祝の
会場に振られた後輩のウィジュが
しかし地上ではもう毒ガスが
姉が少し触れてしまう
そして屋上にいくために二人は