2019年作品、ユー・フェイ監督、役所広司 チャン・ジンチュー リン・ボーホン ビクター・ウェブスター出演。
ヒマラヤ地域の平和のため「ヒマラヤ公約」を締結する会議開催前、一機の飛行機がエベレスト南部、通称デスゾーンに墜落。 その飛行機には、平和のカギを握る重要機密文書が載せられていた。
墜落から3日後、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」に、特別捜査官を自称する2人の男、ヴィクター(ビクター・ウェブスター)とマーカス(グラハム・シールズ)から、多額の報酬と共に機密文書を探す依頼が入る。
チーム・ウィングスは“ヒマラヤの鬼”と呼ばれるジャン隊長(役所広司)中心に、エベレストで遭難した恋人を探し出すために入ったシャオタイズ(張静初)、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハン(林柏宏)らが日々危険なミッションに臨んでいた。
またジャンは無謀な行動の多いシャオタイズに亡くした娘の面影を重ねていく。
危険なミッションと感じながらも、財政難に悩むチーム・ウィングスは依頼を引き受ける。 残された時間は48時間。 酸素ボンベ残量も限られる中、死に至る場所・デスゾーンに向けて決死の登頂を始める。
刻一刻と時間は過ぎ、様々な思いと世界規模の陰謀が絡まる中、世界最高峰の頂には、予想もつかない事態が待ち受けていた・・・
日中合作ですね。
監督はユー・フェイ、初監督作品となるようです。
そしてチャン・ジンチュー、「グレート・アドベンチャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15456001 でアンバー役をしていました。
物語は、ヒマラヤで救助隊を民間でやっているチーム・ウィングスのお話です。 臨時で雇っていたシャオタイズは、クライミングの技術は高いんですが、危険を顧みない行動で、一回で契約解除にジャンはしてしまいました。 ジャンの機転で雪崩から助かったのですが。
そんなチームに、大きな話が来ます。 デスゾーンに機密文書を探しにいくということで報酬もでかかった。 決して経済状態の良いチームではなかったことから、ジャンはこの依頼を受け、そしてシャオタイズを戻すことにしました。
しかし、実はこのミッションは大きな裏がありました。
今作は、役所さんも中国人という設定です。 字幕版の公開が地元ではなかったので、仕方なく吹き替え版を見ましたが、ちょっとこれは字幕版で見たかったですね。 役所氏の口の動きが日本語に見えたのと、それぞれの母国語でのやり取りが吹き替えだとピンと来ない表現もあったから。
アクションは結構いけてましたが、ちょっと突っ込みどころも多く、荒っぽかったのが惜しく、もう少しじっくりと作ってもいいと思いました。
ジャンはヒマラヤの鬼と呼ばれていた
状況判断も優れていた
そして大きな仕事が舞い込む
いったんは解雇したシャオタイズだが
もう一回彼女をチームに加える