anttiorbの映画、映像の世界

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月影の下で

2019年作品、ジム・ミックル監督、ボイド・ホルブルック マイケル・C・ホール ボキーム・ウッドバイン クレオパトラ・コールマン出演。

2024年フィラデルフィアで爆炎に包まれた街と燃える星条旗が映し出される。
1988年のフィラデルフィア、 もうすぐ妻が出産を控えている警察官のトーマス・ロックハート(ボイド・ホルブルック)は、 妻の夜食を作り相棒のマドックス(ボキーム・ウッドバイン)とバスの事故現場に向かうが、 バスの運転手の首に奇妙な痣とも刺傷とも見える跡が残っていることに気が付いた。
同じような状態でピアニストと料理人が死亡していた事を知ったトーマスは、 これが謎の殺人事件ではないかと推理し、司法解剖の結果を聞きに行くが、 担当の医師から謎の物質により脳が破壊されて殺されたことを知らされる。
さらにクラブで首に何かを当てられ暴行されたと通報を受け、トーマスは急いで現場に向かう。 そこには同じような跡が首に残されている女性がおり、青いパーカー(クレオパトラ・コールマン)の黒人女性に暴行されたという証言を聞いたトーマスだったが、 話を聞いた直後に女性は血が噴き出し、これまでと同様に死亡してしまった。
警察がすぐに緊急配備で青いパーカーの女性を捕まえようとした結果、 トーマスとマドックスのコンビが犯人と思われる左手を負傷した女性を発見した。 駅に犯人を追い込んだ二人だったが、 マドックスは足を折られトーマスも犯人に追い込まれ逃げられそうになる。
しかし、最後はトーマスが犯人の持っていた犯行に使われたと思われる武器を女性に当て、犯人はよろめき、駅に到着した電車にはねられ死亡した。
犯人が死亡する直前にトーマスに娘の誕生日おめでとう、相棒には悪いことをした。 など言われたことを奇妙に思ったが、 妻ジャネットがこの夜に緊急出産していることを知らされ病院に急いだ。  ところが、子供は無事に生まれたが妻は出産時に死亡してしまった。
犯行動機も犯人の正体もわからなかったが、事件は犯人死亡で無事解決したように思われた・・・
 
時空を超えた、悲しいお話でした。
監督はジム・ミックル、初監督でしょうか?
クレオパトラ・コールマンは、初めて見る女優さんでしたが、今作は重要なキーパーソンでした。
 
物語は1988年から始まります。 幸せな生活を開始した刑事のトーマスでしたが、世間では謎の事件が始まっていました。 いきなり大量の失血し息絶えてしまう人間が。
原因がわからず、しかし解剖の結果、脳が溶けて行っている事がわかりました。 そしてどうやらそれを仕掛けている人間の存在がわかりました。 しかしそれはフードをかぶった黒人女性でした。 一体なぜ?
 
今作はタイムパラドックスのお話です。 冒頭の今から5年後の映像は大変ショッキングです。 近未来のアメリカのようですが、なにか暗示しているようなお話ですね。 でもここにちょっとしたドラマがあるんですね。
ラストは切ないんですが、これで未来が変わっていく、そのために身を捧げた悲しいお話ですね。
 

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連続突然死事件

 

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しかし死んだ状況は一緒なことから

 

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彼女が浮かび上がる

 

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そして状況証拠

 

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しかし彼女は電車事故で死んでしまうのだが・・・

 

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