anttiorbの映画、映像の世界

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8番目の男

2018年作品、ホン・スンハン監督、ムン・ソリ パク・ヒョンシク ペク・スジャン キム・ミギョン出演。
 
2008年、国民参与裁判制度が導入され、国民が参加する韓国史上初の裁判が開かれようとしていた。 国民の関心が高まる中、年齢も職業も性格もバラバラな8人の普通の人々が陪審員に選ばれる。 8番目に選ばれたのは、自己破産を勧められながらも、起業を目指し特許の申請を粘り強く行っている青年クォン・ナム(パク・ヒョンシク)だった。
被告人が罪を認めているので、それほど難しい裁判ではない、あとは量刑を決定するだけ、と、8人は説明を受けていたが、いざ裁判が始まると、被告人は容疑を否認。 陪審員たちは有罪か無罪かの決断を迫られることになってしまう。
原則主義者の裁判長ジュンギョム(ムン・ソリ)は正確かつ迅速に裁判を進めていく。凶器も発見されており、目撃者もいて、監察医の証言もある状況では、“有罪”という結論しかないように思われた。
そんな中、死体処理の仕事を30年してきたという1人の陪審員が監察医の判断に異議を申し立てて騒ぎ出し、退廷させられる。8番陪審員クォン・ナムも、ある実験を申請し、にわかに裁判は混沌としていく。
果たして陪審員たちはどのような評決にいたるのだろうか?・・・
 
元映画はあの名作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3439136.html でしょう。
監督はホン・スンハン、この作品が監督第1弾のようですね。
主演はパク・ヒョンシク、私は出演作を見るのははじめての若い俳優さんです。
そしてムン・ソリ、「ザ・スパイ シークレット・ライズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/15/180000 では客室乗務員をする主婦役、「お嬢さん」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14904418.html では亡霊役、何でも出来る美しいベテラン女優さんです。
 
物語は、ある殺人事件の裁判の物語です。 実の母親をベランダから突き落とした男の裁判を、韓国で初めて国民参加の陪審員裁判で行われるんですね。 しかしそれは国内大注目の事例で、それを任せられたのが切れ者の女裁判長のジョンギョムでした。
しかしそれどころではないクォン・ナムという青年がいました。 発明品が認められないと自己破産してしまうという切羽詰った状況でしたが、これには正当な理由がないと欠席は出来ず遅刻をしてしまいます。
何とか駆けつけ裁判が始まりますが。絶対有罪の裁判が、ある陪審員の発言から思わぬことになっていきます。
 
今作は実際の韓国であった陪審員裁判をベースにした物語ということで、日本でも似たような制度が始まっています。 しかし彼らに裁判に対して決定権がなく、ただ、意見を求められるだけというなんとも中途半端な立ち位置なんですね。
しかし、新実は実は悲しい現実があることを8人が掴んでいくんですね。ある死亡事件に親子の隠されたドラマがあるところはちょっと泣けてきます。
 

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8番目の男

 

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そしてこくない最初の陪審員裁判に臨む

 

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そして8人は

 

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実際の現場に望み

 

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無実を唱える

 

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はたして裁判の行方は?

 

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