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山猫は眠らない4 復活の銃弾

2011年作品、クラウディオ・ファエ監督、チャド・マイケル・コリンズ主演。

反乱軍が蔓延っていたコンゴの危険区域に一人残り農園を営んでいた白人男性を強制帰国させるため、国連軍は三等軍曹のブランドン(チャド・マイケル・コリンズ)を含め数人を現地に派遣する。 しかし着くや否や、軍は何者かに狙撃され壊滅してしまう。
胸を打たれるも偶然穴に落ちて助かったブランドンは、地元のハンターのマーティン・チャンドラー(パトリック・リスター)に助けられる。 そして無事に国境まで自力でたどり着き、国連軍のキャンプで手当を受けることができたが自分だけが生き残った罪悪感に駆られていた。
そんな時プロのスナイパーの訓練を受けるように、ミラー(ビリー・ゼイン)という男性に勧められるブライトン。 そうブランドンの父親は伝説のスナイパーであった。
そしてミラーは彼の父親に狙撃を教えてもらい、友人であったと告白する。
ブランドンは、父との仲はあまりよくなかった。 憎んでいるという事ではなく、ほとんど接点が無く、父を知らないも同然だった。
最初は断っていたが、仲間の敵を討とうと一人でスナイパーと戦うことを決意したブランドン。 しかしこの時コンゴで自分たちを狙撃したのが軍内の誰かの犯行であった可能性に気づいてしまう。
そしてミラーは、そのスナイパーは自分が狙撃を教えたマシエロ(ジャスティン・ストリドン)という男であるだろうと言う。 仇を撃つために復讐に燃えるブライトンは再び今後に入国し、ミラーと共にマシエロをおびき寄せるのだった…

さて今作からは主人公が代替わりするんですね。 伝説のスナイパーとしてのトーマス・ベケットの息子という事で、ブランドン・ベケットが登場します。 今作品はまずブランドン・ベケットの人物像を語らなくてはならないので、その辺りがスッと入って行けるかどうかで、見方が変わってきますね。 やはりベレンジャーとは格が違いますからね。
監督はクラウディオ・ファエ、監督の作品は初めて見ますが、近作は劇場公開がされていなんですね。 この作品も劇場スルーとなっています。
主演のチャド・マイケル・コリンズも、この作品で初めて見ますね。 その点もあるんでしょうか、やはりひ弱い感じがどうしてもしてしまう。
そのため強力?な助っ人が起用されています。 このシリーズに18年ぶりに帰ってきたミラー、ビリー・ゼインですね。 父に助けられ、助けたことから、描かれてはいませんが、トーマスと強い絆がある感じで、息子の指導役、そしてスナイパーとしての自覚をうまく育てるちょっとかっこいいベテラン的な存在でしたね。
二人が、絶体絶命のところを切り抜けるラストの戦闘シーンは、もしかしたらシリーズ屈指かもしれません。 そして姿を消したミラーのラストも結構グッとくるんですね。
今作は、ベレンジャー不在ですが、その穴をビリーが埋めているというところですか?

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ただ一人生き残ったブランドン

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そして彼も父と同じ道を行くことになる

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そこにはかつて父とともに死線を乗り越えたミラーが

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そして二人の闘いが始まる

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