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レプリカズ

2018年作品、ジェフリー・ナクマノフ監督、キアヌ・リーブス アリス・イブ トーマス・ミドルディッチ ジョン・オーティス出演。

プエルトリコのある研究施設に、死亡したケリー軍曹が運ばれてきた。 科学者のウィリアム・フォスター(キアヌ・リーブス)は助手のエド(トーマス・ミドルディッチ)たちと処置を始める。 それは目玉を通してケリー軍曹の脳の内部をデータ化して取りこむ作業だった。 それは死後数時間であれば可能で、取りこんだデータを345型というロボットに送りこむ。 するとロボットはケリー軍曹のクローンとして蘇るということだった。
しかし自分の体を見たケリー軍曹のクローンロボットはパニックに陥り、自分の体を壊し始めた。 慌てたウィリアムは配線を切り、ロボットを止める。 今回も実験は失敗に終わった為、所長のジョーンズ(ジョン・オーティス)は膨大な資金をつぎ込んでいることもあり、今後の事を話し始める。 やがて自宅に戻ったウィリアムを待っていたのは大切な家族達だった。
ウィリアムには、妻のモナ(アリス・イヴ)、息子のマット(エムジェイ・アンソニー)、娘のソフィ(エミリー・アリン・リンド)とゾーイ(アリア・リリック・リーブ)がいた。 そして家族で旅行に行くことになり、車で出発した。 エドの持っているクルーザーでのバカンスだった。 しかし、生憎の悪天候で、夜の道路でトラックとぶつかりそうになった車は道路から湖のほとりに落ちてしまう。 ウィリアムが家族を確かめると全員死亡していた。
しかしそこで、ウィリアムはエドに電話し、脳のデータを読み取る装置を持ってこさせる。 訳の分からないエドだったが、現場を見て理解する。 データを抜き取り、研究室の1室に遺体を運ぶが、エドが体を蘇生させるポットが3つしかないと言う。
悩んだ末ウィリアムは末っ子のゾーイをあきらめ、モナ、マット、ソフィの3人を 『クローン』 として蘇生させることを決め、実行した。
そして3人の記憶からゾーイを消し、再びデータを3人に送るのだった。 エドはやってはいけない事だと自分を責めながらもウィリアムを助けるのだったが・・・

どうして複数形なのか?
監督はジェフリー・ナックマノフ、初めて作品を見る監督です。
主演はキアヌ・リーブス、「ジョン・ウィック:チャプター2」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15022548.html がヒットしましたが3作目も秋に公開予定ですね。
そしてエド役はトーマス・ミドルディッチ、記事にした作品は無いようです。
妻のモナ役はアリス・イヴ、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14772123.html に出演していました。

物語は、ある企業から莫大な資金を供給してもらい、死んだ人間を復活させる研究をしているウィリアムが主人公のお話です。 死後間もない人間の記憶、行動パターンを読み取り記憶させ、それをロボットに移植することで、復活させる研究なんですが、最後の最後で成功にいたりません。
期日を切られ、このままでは解雇になってしまい、自分の研究も日の目を見なくなってしまいます。
そんな時に家族で起こった悲劇、妻と3人の子供は死んでしまい、自分だけが生き残りました。 そこで彼は自分の研究を思いつきます。 そしてそこにもうひとつ手を加えて、家族を復活しようとするんですが。

この発想は面白いですね。 おそらく理論的にも、技術的にももう可能なことなんでしょう。 しかしそこに倫理という規範が、人間にはあるということ。 それを障碍と考える企業、軍事、歯どめをかけるのが科学者なんでしょうかね?

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実験は失敗してしまう

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しかしその後家族で事故に遭う

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自分以外死んでしまうウィリアム

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しかし、彼はエドとある考えを実行する

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それは時間との戦いだった

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そして

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