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キカイダー REBOOT


日本の社会では原発事故の修理を始め、福祉・介護の世界でも現在の既存のシステムでは賄えない部分が出ていた。 そこで、内閣総理大臣の田部慎之介(石橋蓮司)は、最先端のロボット開発に力を入れることを発表した。 その開発プロジェクトは、「ARKプロジェクト」 と名付けられた。
光明寺信彦(長嶋一茂)はARKプロジェクトの主任研究員として、人間では解決できない問題に対処するアンドロイドを開発するため、尽力を尽くした。
光明寺信彦はアンドロイドを、平和的利用を目的に開発していた。 だが、アメリカからやって来た科学者のギルバート神崎(鶴見辰吾)は、アンドロイド達を戦わせ、戦闘能力で優劣をつけていた。 ギルバート神崎は信彦とは違い、軍事的にアンドロイドを利用しようとしていたのだ。
大学生の光明寺ミツコ(佐津川愛美)は父の信彦が亡くなったため、弟のマサル(池田優斗)と2人だけの家族になってしまった。 しかも、記者の服部半平(原田龍二)に父のことで付き纏われるようになる。 父は研究中に事故死したのだが、ARKプロジェクトは中止されず続行されていた。 服部はそのことに疑問を抱いているのだ。だが、ミツコは仕事ばかりで家族をほったらかしにしていた父についてあまり良い感情を抱いていなかったため、服部の話に興味を持てなかった。
ミツコが家にやって来た服部とインターホン越しに応対していると、マサルの悲鳴が聞こえてきた。 ミツコが急いで部屋に向かうと、マサルは窓を突き破って現れた覆面を着けた人物に連れ去られそうになっていた。 ミツコはマサルを助けようとして、一緒にマンション の屋上に連れて行かれる。 ミツコ達が訳が分からず戸惑っていると、突然青年(入江甚儀)が現れ助けられる。
その青年は体で弾丸を弾き、ミツコとマサルのことを守った。 倒した敵が再び立ち上がって襲って来たため、その青年は体を機械化させて戦った。 覆面を着けた人間達を追い返すことには成功するが、巨大な機械で出来た化物が現れ、再び襲われる。
青年はミツコ達のことを守りながら、化物を倒した。 機械化を解除した青年が近寄って来るが、ミツコは怖くなり、思わず来ないでくれと叫んでしまう。 そこに、騒動を聞きつけた服部が現れ、ミツコ達は保護される。
いったいこの青年は何なのか?・・・

懐かしいですね。 オリジナルとはどこまで違うのか?
監督は下山天、「PIECE ~記憶の欠片~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15529629.html を見ています。
主演のキカイダー=ジロー役は入江甚儀、「恋妻家宮本」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14714319.html で息子役をしていました。
そして佐津川愛美、近作は 「生きる街」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15424722.html ですね。

物語は、大震災後の日本が舞台になっています。 原発事故の復旧に、ロボットを使用するという設定ですね。 確かにこれは現実的にある部分そうなっていますが、実際はもっと原始的な内部の監視ロボットが今の限界なんですが。 でも福島のメルトダウンの部分には、ロボットはすぐにダメになってしまっているらしいですね。
そんなに簡単ではないようです。
そんな現実を投影しているのか、ロボットを軍事利用しようという動きにすぐになっていきます。 キカイダーについている良心回路、これがある意味リミッターになっているんですが、それがジローの直線的な強さを押さえ込んでしまうんですね。
たとえ優勢になってもとどめをさせないジロー、しかしそれが彼の戦いを難しくさせているんですね。
正直爽快感は全くないヒーローものに仕上がってしまったこの作品、往年のキカイダーの部分は主題歌と、昔のキカイダー役をしていた伴大介がある役で出演しているところですかね。
おそらく続編を意図した最後でしたが、これでは難しいと思います。

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人間のようなジロー

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そして次々と戦いになっていく

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しかし傷ついたジローが助けられる

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そしてハカイダーと対決

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ジローを気づかうミツコ

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