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轢き逃げ 最高の最悪な日

2019年作品、水谷豊監督・出演、中山麻聖 石田法嗣 小林涼子 毎熊克哉出演。

建設会社の若手社員秀一(中山麻聖)と輝(石田法嗣)は、休みの日というのに急いでいた。 というのも秀一と、二人の会社の城島建設の副社長の娘早苗(小林涼子)との結婚披露宴の打合せの日だったから。 当事者の秀一はもちろん、輝も司会をするということで遅刻してしまいそうなことに慌てていた。
ふと、以前、通ったことがある喫茶店スマイルの前を通る裏道を思い出した二人は、そちらに車の向きを変える。
快調に車を飛ばす秀一だったが、スマイルの前に通りかかった時、突然目の前に若い女性が飛び出してきて、跳ねてしまう。 スマイルは休みで、周りに誰もいなかったことを知ると二人は、そのまま女性を放置して早苗のもとへと向かってしまう。
二人は “轢き逃げ” 犯になってしまった。
結婚式の日が近づくなか、早苗は素直に楽しみにしているが、秀一と輝は日々罪の意識に苛まれる日々を過ごしていた。
そんな折り、二人のもとに動物図鑑の目だけを切り貼りした手紙が届く。 まるで “見張っている” ということを伝えているようだった。
さらに、結婚式当日には差出人不明の事件のことを匂わす電報まで届く。 そして結婚式の翌日、二人は柳(岸部一徳)と前田(毎熊克哉)の二人の刑事に逮捕されてしまうのだったが・・・

衝撃の題名ですね。
監督、そして重要な役どころでの出演は水谷豊、私は 「相棒」 シリーズは見ていないので、映画出演作で記事にしているのは 「太陽を盗んだ男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11548670.html まで遡ってしまいます。
主演は中山麻聖、映画作品で見た事があるのは 「桜田門外ノ変」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10818200.html ですが覚えが無いくらいですね(^^)
そして石田法嗣、「生きる街」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15424722.html に出演していました。

物語は結婚を控えた秀一と、彼の式で司会をする輝が引き起こした轢き逃げ事件を追っています。 待ち合わせ時間に遅刻をした輝、渋滞に巻き込まれ、抜け道を行ったところ、スマイルという今日は休みの喫茶店の前で、いきなり女性を轢いてしまいます。 狭い道を猛スピードで飛ばしていたんでいきなり現れた彼女にまともにぶつかり、彼女は動かなくなってしまっていました。
しかし、誰も目撃者はいないことで、二人は式場に行ってしまいます。 轢き逃げ事件、そしてニュースで彼女が亡くなった事が報道され、目撃者はいないと報道されました。
会社でも針のムシロ、どんどん追いつめられていく二人、この事を一生背負って隠していこうとするんですが、警察もバカじゃない、程なく監視カメラに抜け道を急ぐ車の中の輝の姿が映っていました。
一方一人娘を失った夫婦、時山光央と千鶴子。 光央は寝ないで娘の小さいころのビデオを見ています。 もうショックから立ち直れない、そんな感じですね。 しかし犯人のスピード逮捕から、事件の背景がわかっていくんですが、刑事から娘の所持品であるものをが無くなっていることを聞くんですね。

今作は水谷監督の2作目ですね。 1作目は見逃していますが、今作はなかなか面白いタッチの作りでしたし、要所にしっかりとした俳優を置き、主役の二人は若い力を抜擢という感じですね。
轢き逃げ事件の背後には何があるのか? それがだんだんわかっていくところがよく出来ていますね。

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轢いてしまった、愕然とする二人

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秀一は結婚の前々日だった

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前日二人はすべてを吹っ切るように遊びまくる

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しかし二人の刑事が秀一と輝をスピード逮捕

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娘の両親は憔悴していた

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そして刑事はあることを時山光央に尋ねる

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