anttiorbの映画、映像の世界

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女は冷たい嘘をつく

2017年作品、イ・オニ監督、コン・ヒョジン オム・ジウォン キム・ヒウォン パク・ヘジュン出演。

テレビの宣伝部で忙しく働くイ・ジソン(オム・ジウォン)は、半年ほど前から幼い娘のベビーシッターとして、中国人のハンメ(コン・ヒョジン)を雇っていた。 娘・ダウン(Ha-nee Seo)の親権は、経済的な理由から離婚後の調停で夫側とされていたが、ジソンは判決を無視してダウンを渡すことを頑なに拒んでいた。
そのため彼女は必死に働き、生活力を維持し自立しなくてはならず、ベビーシッターは不可欠だった。
ある日、ベビーシッター・ハンメと娘・ダウンの姿が消えた。 マンションの前をうろうろしていた怪しい男・パク(Hae-Joon Park )を問い詰めたところ、パクはハンメの知り合いで、ハンメがベビーシッターになる前に働いていたという売春宿に連れていかれる。 「なにかあったら連絡を」 と携帯番号を教えたジソン。
表にでるなり、すぐにかかってきた電話は 「娘を誘拐した。 今からATMに行って言う通りに送金しろ。」 との脅迫電話。 パニックになり、あわててATMから有り金を送金したジソンだったが、それは単なる振り込み詐欺だった。
警察に行き、事情を話すジソンだったが、そこに現れたのは夫の母(Gin-goo Kim)だった。 「ダウンを渡したくないから嘘をついている」 との義母の主張を警察も弁護士も信用し、ジソンの言う事は信用されない。
あきらめたジソンは、警察を抜け出し自分で娘を探そうとする。 次第に、ハンメの「名前」 「外国人登録証」 等があらかた虚偽であったことがわかってくる。
ベビーシッター・ハンメは何の目的で娘を連れ去ったのか? もはや半狂乱で娘を探し回るジソンなのだった・・・

これは悲しいシングルマザーのお話です。
監督はイ・オニ、イ・オンヒという表記もあります。 作品を見るのは初めての監督です。
主演のジソン役はコン・ヒョジン、「MASTER/マスター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15297372.html に出演していました。
そしてハンメ役はコン・ヒョジン、「エターナル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15387314.html では主人公の妻役をしていました。 悲しい映画でしたが。

物語は、判決に従わず、わが子を話さないシングルマザーのお話です。 もちろん自分で、忙しい仕事を請け負い、身を粉にして働きます。 我が子との時間はなかなかとれずベビーシッターが必要。 でも信用できる人間でないと、そこで紹介されたのが中国人のハンメでした。 韓国語は多少おぼつきませんが、ダウンがなついていて、子ども扱いがうまいので、彼女に決めたんですね。
しかし娘と一緒に消えてしまい、彼女を紹介した女性に聞きに行きますが、彼女も見つけられず、怪しい男を捕まえ、ハンメのもといた場所を聞くと、そこは売春宿でした。 彼女の正体がだんだんわからなくなっていくジソン。 そしてなかなか真相がつかめないまま時間が経っていきますが。
これは二人の女性の悲しいそれぞれの人生があります。 でも共通するのはわが子への愛ですね。 ハンメの人生に涙が出る作品です。

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ハンメによくなついていた娘

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その日も普通だったが

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しかし彼女は消えてしまう

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ハンメを知っている男と探し回るが

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警察はジソンの狂言だと疑い始める

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