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君はひとりじゃない

2015年作品、マウゴジャタ・シュモフスカ監督、ヤヌシュ・ガヨス、マヤ・オスタシェフスカ、ユスティナ・スワラ出演。

父親のヤヌシュ(ヤヌシュ・ガヨス)とその娘オルガ(ユスティナ・スワラ)は、母親を亡くし、2人で暮らしている。 検察官であるヤヌシュは妻の死後、事件現場で人の死体をみても何も感じなくなっていた。 一方、オルガは心を閉ざし、摂食障害を患っていた。 母親を失った今、ヤヌシュはそんな娘にどう接して良いか分からず2人の溝は深まっていた。
日々痩せ細っていくオルガを見かねたヤヌシュは彼女を精神病院へ入院させる。 そこでリハビリを担当しているのは、セラピストのアンナ(マヤ・オスタシェフスカ)。 思慮深いアンナは発声練習や感情を出させる練習を積極的に取り入れ、同じ病を患う女の子たちの治療にあたっていた。
ヤヌシュは相変わらず凄惨な事件現場でも冷静に分析をする。 女子トイレに新生児が産み捨てられた現場をみたすぐあとにも食事をとり、部下からも怪訝な目で見られてしまう。 そんなヤヌシュは、オルガと対照的に太っていくのであった。
とある集会で息子を亡くした女性が語る。 「アンナを通して息子から10通の手紙を受け取っている。 最初はこんなことが起きるとは信じられなかった。 今は心が安らかになった。」 
 まわりの女性も一様にアンナに感謝している。 アンナは霊と交信し、受けとったメッセージを残された人に伝えることを使命としていたのだ。
しかし、アンナにも心にぽっかりと空いた大きな穴があった。 息子を亡くしていたのだ。 今、彼女を待っているのは大きな犬・フレデクとの暮らしだけ。 気丈にふるまっているものの、やはり大きな喪失感を抱えて日々を暮らしていた。 そんな中、ヤヌシュの家では不思議な出来事が起き始めるのだった…

ポーランドを舞台にした作品、監督はマウゴジャタ・シュモフスカ、日本で公開されるのは初めての監督ですね。
出演は父親役でヤヌシュ・ガヨナ、初めて見るかもしれません。 セラピー役でマヤ・オスタシェフスカ、彼女も初めてですね。 そして娘役でユスティナ・スワラ、同じくでした。 ポーランドの役者さんはまだまだ知りませんね。 特にスワラはこの作品が女優デビューのようですね。
物語は、妻であり母を亡くした父娘の間に大きな溝ができてきて、父は死体に反応しなくなった検死官、娘は絶えず食べては全部吐いてしまう摂食障害になってしまいます。 ある日家に帰った父が鍵が無く、業者を呼んで開けてもらったところ、トイレで吐きながら意識がない娘を発見します。 すぐに医者に運び、そのまま入院する娘。
そしてある程度よくなっても、父はそんな煩わしさからそのまま入院を延長させてしまうんですね。 そんな娘の治療にあたっているのが、アンナでした。
彼女はちょっと特殊な能力合あるのと、過去があるんですね。
一見オカルトなのかな? と思う作品ですが、コミカルな部分というかギャグなのか? というところもある中、基本は父と娘がもう一度絆を取り戻した行くというお話のようですね。 監督の作り方なのか、ポーランド映画の特徴なのか、少し感じの違う作風の作品でした。

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摂食障害になってしまった娘・オルガ

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検死官の仕事をしている父・ヤヌシュ

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独特な方法でリハビリ治療をしているアンナ

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彼女は自動書記も行っている

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父と娘の距離が開いていく

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