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SHOCK WAVE ショックウェイブ 爆弾処理班

2017年作品、ハーマン・ヤウ監督、アンディ・ラウ チアン・ウー フィリップ・キョン ソン・ジア出演。

香港警察の爆弾物処理局(EOD)のチョン警官(アンディ・ラウ)は、爆弾を使い強盗を働く犯罪組織に潜入し、ボスのホン(チアン・ウー)の信頼を得ることに成功。 彼らが犯罪を決行する日に、車に同乗する。 一味は爆弾を積んだ3台のタクシーを先に発車させ、チョンは警察にそのナンバープレートを通報する。
しかし慎重なホンは、部下にナンバープレートを変えることを支持していた。 警察は問題のタクシーを発見することが出来ないのだった。
犯人グループは二台の車で大手銀行を襲い、金庫の扉を爆弾でふっとばし、大金をまんまとせしめることに成功する。
すぐに警官が追跡を始めるが、予め配置していた爆弾に巧みに誘導し、パトカーを爆破し警官の追跡を振り切る。 タクシーもこのために用意されていたのだった。
しかしここで、後部座席に座っていたチョンは、運転するホンの弟を攻撃し、内と外から攻撃されたホンの弟(ワン・ジーイー)たちは逮捕されました。 しかし、肝心のホンの乗っている車は逃してしまう。
6ヶ月後、チョンはバーで飲んでいると、泥酔している女性を見つける。 大荒れの女性だったが、彼女は小学校教師のカルメン・リー(ソン・ジア)という女性だった。 後日彼女を訪ねると、離婚した後でちょっと荒れていたことを話してくれる。 そしてそれがきっかけで、彼女と知り合い一年後には恋人同士となっていた。
その頃、タイに潜伏していたホンが香港に戻ってきた。 彼は香港市内の広場にC4爆弾を設置。 チョンが処理して事なきを得るが、それは明らかに警察への挑発だった。
さらに、計画を指揮していた同僚を駐車場で爆死させるホン、朝鮮はあからさまになってきていた。
そしてとうとうホンたちは九龍半島香港島を結ぶ紅磡トンネルの両出口にC4爆弾を積んだトラックを横付けし、多数の人質を取り、40名以上の武装した部下とともにトンネルを占拠するのだった。
彼らは人質から携帯を取り上げ、トンネル内の監視カメラを破壊する。 ホンの目的は自分を裏切ったチョンへの復讐と、弟の奪還だった・・・

なかなかのアクション作品ですね。
監督はハーマン・ヤウ、「イップ・マン」 の別バージョンの監督をしています。
主演はアンディ・ラウ、「グレート・アドベンチャー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15456001.html 「おじいちゃんはデブゴン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14950524.html と、香港映画のいまや第一人者ですね。
そしてソン・ジア、初めて見る落ち着いた女優さんでした。
悪役ではチアン・ウー、優しい顔立ちですが、今作では笑顔の裏の怖さという感じの役ですね。

物語は、潜入捜査官で、爆発物処理の第一人者の警官の活躍のお話です。 チョンは、爆弾を使った強盗団の逮捕で、彼らの中に入り込み、一網打尽をする司令を受けていました。 ホンにはやっと信用され、いざ計画実行のときを迎えますが、ホンはしたたかで慎重でした。 でも土壇場で彼の活躍で、ホンの弟は捕まえることができましたが、彼は 「必ず兄貴がやってくる」 と、不気味な言葉を言うんですね。そ してその通りになって行きます。
これはただ、チョンへの復讐だけではないんですね。 どうしてトンネルなのか? いろんな悪の要因がある、結構醜悪な面が描かれている作品でした。

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爆弾処理のチョン

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そしてトンネルジャックが起こる

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ホンはチョンを呼び条件を伝える

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恋人も襲われる

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人質になった若い警官に爆薬を仕掛ける

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膠着状態が続く

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