俎渡海家の子孫、「ソドムの市」 こと市郎(浦井崇)は、最悪の破壊計画を企んでいた。
発端は18世紀、身に覚えのない罪で領主、市兵衛に責め殺された腰元のテレーズ(小嶺麗奈)とキャサリン(宮田亜紀)。 それがまったくの濡れ衣だったと判ったとたん、俎渡海家一族に、血塗られた地獄の呪いが襲いかかる。
時は流れて300年が経つ、キャサリンは俎渡海家の子孫の一郎の妹に転生をする。 彼女は兄を思う気持ちが強いのだが、それが高じて大量虐殺に繋がって行ってしまうのだった。
そして市郎は “ソドムの市” と呼ばれる極悪人に変貌していくのだった…
「ソドムの市」 は同名のイタリア作品が元になっているのかどうか、そちらを未見なんで何とも分からないんですが。
監督は高橋洋、多くのホラー作品に参加しています。 監督作品も在りますが記事にはしていませんね。
主演は浦井崇、初めて見る俳優さんですね。
テレーズ役は小峰麗奈、「夢の中へ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15413983.html という園監督作品に出演しています。
物語は18世紀の領主が発端となる、濡れ衣事件ですね。 二人の腰元が、無実の罪を着せられ、残酷に処刑されてしまうんですが、二人の恨みがのちの世に降りかかってくるというお話です。
これはホラー番長シリーズという中の一編なんですが、コメディ色の強く、“市” というのは盲目の剣豪に引っ掛けているんですね。 座頭市が剣豪ではありませんが。
さらっと笑っていただく作品でしょう(^^)
腰元を殺した市兵衛の生まれ変わりの市
二人はうらみながら死んでいった
そして現代
復讐のために生まれ変わる