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心霊写真部 劇場版

2015年作品、永江二朗監督、奥仲麻琴 伊藤陽佑 上野優華 工藤美桜出演。

女子高校生の二宮佳夕(奥仲麻琴)は、元々霊感の強い少女だった。 ある時、佳夕は謎の少女と屋上で知り合うが、その少女の存在を知る者はほかにいなかった。
ふとしたことがきっかけで、佳夕はリリ先輩(上野優華)に誘われて写真部に入部した。 しかしそれは、小さいメモで 「心霊」 と足されている 「心霊写真部」 だった。
心霊写真部では、牧村部長(伊藤陽佑)とリリ先輩が寄せられた心霊写真を研究したり、調査したりする部活で、ここに佳夕も加わわったのだが、その頃、世間では殺した相手の顔を剥ぐ 「マスク殺人鬼」 による猟奇殺人事件が相次いでいた。
女子高校生・真壁望海(工藤美桜)が天使の写真が撮れたと言い、心霊写真部に持ち込まれてきた。 写真はLEDの照明のところに、天使の像が写るもので、牧村部長は 「撮影された現場を調べてみないと」 と言い、牧村部長、リリ先輩、佳夕の3人は望海の家を訪問した。
望海は家にひとりでいた。 両親は望海が幼い頃に離婚し、父とはそれ以来会っていないと言い、母・晴恵(森田亜紀)は仕事で留守にしていた。 「実はここ、出るんです」 と唐突に望海は言い、夜中に変な物音が聞こえるのだそうだ。
元々その土地は里山を切り開いて立てたところで、工事中にも無縁墓地や遺骨、子供のミイラなどが見つかったのだそうだ。 ドアが勝手に開くこともしょっちゅうあるとかで、望海の部屋は、外側からかんぬき(錠)がかかるようにしていた。
3人を部屋に通した望海は、写真が撮れた当時のことを振り返り、それは望海が友人と 「エンジェル様」 をしていた時で、エンジェル様とはこっくりさんの変形で、19世紀の時に西洋で流行したテーブルターニング方式の降霊術の一種だった。
きつねなどの動物霊を呼ぶこっくりさんに対し、エンジェル様は天使がつく、というのが違いでした。
どうせなので4人でしてみようと望海が誘い、望海、牧村部長、リリ先輩、佳夕の4人でエンジェル様をし始める。
鉛筆を4人で持ち、望海が 「エンジェル様、エンジェル様、どうぞおいでください。 もしおいでくださいましたら、『はい』 へお進みください」 と言うと、しばらくして唐突に鉛筆が 「はい」 へ進む。 佳夕は初めてエンジェル様をするので、吃驚した。
しかしここで異変が、望海が 「お戻りください」 と言いったが、鉛筆は戻らず、そのまま「はい」のところでぐるぐる回り始めるのだった・・・

こっくりさん、懐かしいですね。 小学生の頃よくしていましたが、私の小学校でも流行っていて、確か学校でやるのは基本禁止だったと思いますが、放課後家でやったり、内緒で学校でやっている人もいましたね。 けっこう危ないやり方をしている人もいて、勝手に手を放したり、いい加減にしている人もいました。
監督は永江二朗、ホラー以外でも 「いしゃ先生」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13817984.html というドラマ作品も撮っています。
主演は奥仲麻琴、「一礼して、キス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15246844.html という恋愛作品に出演していました。
そして伊藤陽佑、彼は変わらず出演です。
そして上野優華、「人狼ゲーム インフェルノ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15485390.html のルナ役でした。

今作は、映画化という事で、ちょっと大きなお話になっています。 世間では連続殺人事件が起き、その残酷な手口が世間を驚かせている中、心霊写真部に舞い込んだ1枚の写真、そしてその持ち込んだ女子高校生を発端に、写真部全員が強烈な怨念に巻き込まれていくというお話ですね。
冒頭の謎の少女、すべての鍵は彼女が握っているという流れになっていくんですが。
実は劇場版に際し、二宮佳夕役と、瑠川リリ役が交代しているんですね。 おそらくそれは製作過程から来ることでしょう。 実際にはビデオ版は4巻の予定でしたが、2巻で打ち切りとなってしまい、そのままお蔵入りかと思われましたが、根強い人気でなんと6年ぶりに復活したという大逆転の劇場版製作で、ただ初回の製作から6年経っていることから、キャスト交代の流れになったんでしょうかね。
でも部長の伊藤君は続投、いろいろあるんでしょうかね(^^)
低コストながら検討している作品だと私も思いますが。

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心霊写真部の3人

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屋上で会う謎の少女

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彼女はちょっと見える力がある

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そして事件に巻き込まれ

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殺人鬼の仕業か?

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