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スモーク

2012年作品、ライアン・スミス監督、スティーヴン・ストレイト カロリーナ・ワイドラ マディソン・リンツ サンドラ・エリス・ラファーティ出演。

フレディ(スティーヴン・ストレイト)とアナ(カロリーナ・ワイドラ)は、偶然バスに乗り合わせる。 本が落ちて拾ったことから、フレディはアナに話しかけはじめる。
フレディは昼は映写技師、夜は漫画のアーティストだった。 アナは看護師で、二人とも家がすぐ近くであることに驚くのだった。 フレディはさらっとアナの絵を描き始める。 今度コーヒーでもとフレディが誘っていると、バスはいきなり事故を起こして、窓ガラスが割れる音がするのだった。
自宅のベッドの上で目を覚ましたアナは、自分の脇毛が生えていることに驚く。 病院に出勤したアナでだったが、誰もいないことに戸惑ってしまう。 監視室に行ったアナは、今日が2012年3月13日であることに気づき、外に出て車を走らせるが、やはり誰一人として人がいないのだった。
そんな時、大音量の音楽が聞こえて、アナはその家に恐る恐る向かうと、家の中にはフレディがいた。 彼もまた、人がいないことを恐れていた。
二人は警察署に行くことにして、アナは貼られていた焼死体の写真を見て、何かを思い出す。 フレディに聞かれて、アナは何でもないと答えるのだったが。 フレディは署内の引き出しから、念のために銃と警察バッジを手に入れておく。
車を走らせていると、二人は黒い巨大な煙を見つける。 この不気味で巨大な煙は動いており、他の場所にも存在していた。 アナは、子供の頃になくなったはずの店があることに気付く。 店内には客がいて、二人は話しかけるが、誰一人として声が届いていないのだった。
店内には、11歳の頃のアナ(マディソン・リンツ)と彼女の伯母(サンドラ・エリス・ラファーティ)の姿があった。 伯母は母からもらったネックレスをアナにあげていた。現在のアナが伯母に触れると、店内の客は消えてしまう。 バスで会った後のことを話すことにし、フレディは髭が伸びていたことをアナに伝える。
黒い煙は、1時間で128メートル進むので、64時間で街の中心部に到達することがわかった。 煙によって車が動かなくなることから、フレディとアナは街を離れる準備にとりかかる。
調べたところ、町全体が円状に煙に覆われていることが分かり、地下からなら逃げられるかもしれないと考え、下水道を歩くことを提案する。 街の人々が先に避難したのか、もしくは自分たちが死んだのか、異次元の世界に迷い込んだのか、フレディとアナは考える。
アナはなぜ虫一匹いないのかと考えて、フレディを監視室に連れて行く。 監視室では映像が映っていなかったが、声が録音されていた。 その音声を再生すると、医師が3月17日まで、生命維持装置を外すかどうかの相談をしていた。 その患者の名前はアナと言われていた。
患者の病室に行くと、脈拍を測る装置が動いていた。 アナの脈を測ってみると、この病室が彼女のだと分かる。 フレディは、アナが昏睡状態だと判断し、自分の病室も見つける。 脈拍を測るとやはりそうだった。
どうやら二人は昏睡状態で、彷徨っている存在らしかった。 そしてアナが生命維持装置を取られるのが煙が全体を覆うのが一緒であることが分かったのだが…

主に二人のシチュエーションで展開していく、不思議なお話ですね。
監督はライアン・スミス、今作以外に作品は見当たりません。
主役のアナ役はカロリーナ・ワイドラ、同じ年にSF作品に出演しているらしいですが、私は初めて見ました。
フレディ役はスティーヴン・ストレイト、彼もテレビシリーズ作品出演が多いようです。

物語はバスの事故シーンから始まります。 そして次の瞬間目が覚めた時、何か周りは薄暗いとともに、人の気配が全くないんですね。 モノクロに近い世界、ここから何か死んだ後の感じを後に遭うフレディと共有していくことになります。
煙の中にないがあるのか?そして意を決して二人は中に入っていくんですが。
昔見た 「ランゴリアーズ」に雰囲気は似ていますが、設定は全く違います。 どうして二人があったのか? それは二人の子供時代のある事件とかかわっているんですね。
物悲しい過去の思い出、それと事故、二人は会うべくして会ったというお話でした。

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街に誰もいない

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街を探索する二人

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武器を持つフレディ

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そして森の中で

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ここになにが?

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