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二重心臓

2008年作品、秋原正俊監督、畑野ひろ子主演。

ある朝、呉服橋劇場の興行主が刺殺体で発見される。 遺産を相続したのは彼の一人娘、“世紀の邪妖劇女優” 天川呉羽(畑野ひろ子)。 マスコミは一斉に謎の殺人事件と報道する。
ところが、殺人現場は閑散としており、事件について語る自称敏腕刑事の猪村(綾田俊樹)と新米刑事の文月(江口のりこ)がいるだけであった。 見解を述べる文月に、猪村は事件の犯人が自主したことを告げる。現場が閑散としている理由を知り、言葉を失う文月。
しかし彼女は、どこかに真犯人がいるのではないかという思いを捨て切れなかった。その頃、呉羽は劇場楽屋裏で支配人の笠(斉藤洋介)と向き合っていた。 笠は呉羽が興行主の殺人に関わっていると踏み、黙っている代わりに結婚をしてくれと提案する。
呉羽は承諾するが、最後に1日だけ二人芝居を上演したいと告げる。 笠は頷き、しばしの旅に出た。
呉羽は、屋敷の離れの脚本家・江馬(温水洋一)を訪ね、秘密を打ち明ける。 笠に殺人の罪を着せられ、脅されていること、また真犯人は笠であること。
江馬は美しい呉羽に惹かれ、呉羽への愛と笠への憤りを感じるのだった。 しかし、陰で話を聞いていた江馬の妹・美鳥(有末麻祐子)は、呉羽の話を信用してはいけないと江馬に釘を刺す。
その後、江馬は台本を書き上げ、呉羽は俳優の寺本(松田洋治)と共に稽古に入った。 公演当日、満員の観客席には、江馬、美鳥、笠、そして文月刑事が座っている。 そして舞台では、その誰もが予想だにしなかった、ある途轍もない芝居が行なわれようとしていた…

原作は夢野久作、監督は秋原正俊、結構作品があるんですが初めて作品を見ました。
主演は畑野ひろ子、ドラマ、映画と多くの出演をしていますが、私は今まで縁がなかった女優さんですね。 図ったように出演作を見ていない、そういう事って結構ありますね。

物語はある殺人事件の真相を描くサスペンスミステリーなんですが、主人公の天川呉羽が一風変わった女優で、殺されたのが父という設定です。 しかしほどなく犯人は自首、しかしどうしてもそこに割り切れないわだかまり、もやもや感が残るんですね。
本当の犯人は別にいるのでは? すべての謎を含んだまま、呉羽は自分を主役とした公演を開催することになって行きます。 もちろんこれがクライマックスなんですが 。
幻想的で、ふわっとした展開のミステリーですが、舞台を描くことによってちょっと謎めいた雰囲気が増しています。 演劇を基調としたミステリー、そういう雰囲気がお好きな方にはお勧めです。

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殺人事件の捜査をする刑事

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脚本家と劇場支配人

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そして彼女はどうしても真犯人がいると思っている

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そこで舞台劇を行う

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そして本番を迎える

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