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神の舌を持つ男 その8

2016年作品、堤幸彦演出、向井理 木村文乃 佐藤二朗広末涼子出演。

流浪の温泉芸者ミヤビ(広末涼子)を追う途中、ガス欠で車が動かなくなってしまった蘭丸(向井理)らは、通りかかったバスツアーに便乗する。 ところが、その車内で社長夫人・金級(上野なつひ)が苦しみながら息絶える事件に遭遇。 事件が解決しない限りミヤビを追うことが出来ないため、蘭丸は捜査を開始するが、第二の殺人事件が……
真犯人だと思われていたフリーライター・見城(和田聰宏)が、崖の下で流血死体となって発見されたのだ。 現場に駆けつけた2サスマニアの光(木村文乃)とバスガイドさくら(片瀬那奈)は、独自の 「2サスの掟」 論で捜査をかく乱。 バスツアー客を次々と犯人として疑う。
刑事の樋口(篠井英介)と若林(若葉竜也)が、見城の所持品に気になるモノがあるとホテルにやって来た。 それは、女物の指輪で裏にはO.Rのイニシャルが。 ツアー客の大場陸(細田善彦)が疑われるが、大場は知らないの一点張り。
そこへ、ミヤビがやって来た。 さくらがツアー客を楽しませようとミヤビを呼んだのである。 蘭丸は三味線に合わせて舞うミヤビにうっとり。 殺人事件のことなどすっかり忘れたのか、お座敷後にミヤビに想いを告げる蘭丸だが、ミヤビは蘭丸の手を振りほどき、駆け去ってしまう。
呆然とする蘭丸は、ミヤビが落としたペーパーナイフを舐めて手がかりを探ろうとする。 寛治(佐藤二朗)は変態・・・、とぼやくが、なんとそこから人の血の味が・・・!? いったいなぜ、ミヤビがそんなモノを!? しかもミヤビが持っていたペーパーナイフは、金級運輸が会社設立20周年のときに作った特別なものだという。 犯人はミヤビなのか?

さて後編になります。
今回はとうとうミヤビに嫌疑がかかります。
それは、次の殺人事件が起きるからですね。 そうなったら、もう蘭丸がフル回転して彼女を救わなければなりません。 もちろん彼の舌が今回も大活躍をしますが。
どうして “神の舌”になってしまったのか? それは蘭丸の父が、小さいころから自分の息子を実験台にして、いろんな薬草を食べさせ、彼の横暴なやり方で鍛えていたんですね。 もちろんそのために、死ぬ思いもしました。
神の舌というのは、決して蘭丸が意図してなったものでも、天性のものでもなく、父の言うなりになった、モルモットになった結果のものなんですね。
そして蘭丸は父の意図した人生を歩むことはありませんでした。
さていったい今回の犯人は?

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とうとう次の殺人が起きてしまった

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光が大活躍?

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しかし蘭丸は謎に気がつく

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