anttiorbの映画、映像の世界

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シマウマ


倉神竜夫(竜星涼)は根っからのチンピラだった。 彼女の彩(高橋メアリージュン)を使い結婚相談所で登録した男をターゲットに美人局で稼いでいた竜夫と仲間は、ある日普通のサラリーマンだと思い脅すとヤクザの北島(松田賢二)だった。
しかし河原で執拗に痛めつける竜夫は、仲間に制止されるのも無視し金まで盗む。その後、一緒に美人局をしていた仲間が何者かに狙われ殺された写真が載っているメールが竜夫の元に届く。 彼女に電話をし、急いで避難させようとする竜夫。
彼女のマンションに向かうと一台の車が止まり、その中に女性が連れ込まれているのを目撃する。 咄嗟に彼女だと思った竜夫は男達に殴りかかった。 するとその女性だと思っていたのは実は男。 アカ(須賀健太)という不気味な化粧の男だった。そして、竜夫はアカに拉致されてしまう。
目が覚めた時、竜夫は身動きとれなくなっていた。 そこでアカと呼ばれる男と対面。 アカは顔を白く塗り、気味の悪い化粧をしていて死や血を見ても何も思わない不気味な男だった。 アカは、彼を殺すつもりだった。
しかしあるものを見つけ、竜夫に助かる方法があると言うと、もう1人の男を竜夫に会わせる。 それは竜夫が騙してボコボコにしたあのヤクザ・北島だった。
実はアカは回収屋という仕事をしていて、今回の仕事が竜夫の一件だったのだ。 回収屋とは、どんな形であれ依頼人から頼まれた復讐代行をする仕事人のことである。 アカは竜夫に 「素質」 があると見込み、ヤクザを武器無しで殺したら回収屋にしてやると言った。 竜夫が助かる道はそれしか無かった。
竜夫は素手でヤクザを滅多打ちにする。 アカによる怪我を負っていた竜夫が目覚めたとき、病院にいたのだった・・・

小幡文生原作の漫画の映画化ですね。
監督は橋本一、橋本監督と言えば 「探偵はBARにいる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%B6%B6%CB%DC%B0%EC&sk=1 の2作ですが、今度の新作は監督はしていないようですね。
主演は竜星涼、いろんな作品に出演している若手俳優、「orange-オレンジ-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13728292.html  「君と100回目の恋」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14731292.html に出演していました。

物語は、鼻っ柱の強いチンピラが、自分の彼女を使ったゆすりをしながらカモをひっかけているときに出会ったヤクザとのいざこざから、回収屋と遭遇し、そこにどんどんのめり込んでいくお話ですね。
不気味な化粧をした “アカ” は、実は竜夫の幼馴染みだったんですね。 というか、今のアカとは全く違った苛められっ子だったんです。 しかしそこで竜夫に裏切られ、その報復をしたことにより年少送りになって人生が変わったんでしょう。
ちょっとつじつまの合わないところもあるんですが、基本竜夫がこの世界に足を踏み入れるはじまりのお話のようですね。 続編ができてもおかしくない、シリーズ化になりそうなお話でした。

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美人局をしている竜夫

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しかし謎の男に拉致され

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そして仲間入りをしていく竜夫

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苛酷な仕事

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命の危険も当たり前

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