トラックと正面衝突する乗用車と、時計は7時30分を示して壊れていた・・
不動産業を妻と営むメルビン・デベロー(ジョン・サヴェージ)は、いささかくたびれた中年男である。 彼は、商用で出向いたからニューオリンズからアベヴィルの自宅へ車で向かう途中であった。 この帰路の旅は、始めから言いようの知れない不安に満ちていた。
不動産業を妻と営むメルビン・デベロー(ジョン・サヴェージ)は、いささかくたびれた中年男である。 彼は、商用で出向いたからニューオリンズからアベヴィルの自宅へ車で向かう途中であった。 この帰路の旅は、始めから言いようの知れない不安に満ちていた。
面識もないのに彼につきまとう黒人の若い女(サンディ・シュルツ)。 彼女はモーテルに彼を誘い、鏡に口紅で 「アベヴィルへの交差道路で会いましょう」 と書き残し姿を消す。
路上で彼の車の進行を阻む霊柩車。 中に積まれた棺には、何故か彼の名前が記されている。 それは何を意味するのか? メルビンは憑かれたように霊柩車の後を追う・・・
ミステリアスな作品でした。
監督はルチオ・フルチ、今作が彼の遺作になっています。 フルチといえば、ホラー作品、記事にしているのは 「サンゲリア」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4941217.html というゾンビ作品となります。
今作の主演はジョン・サベージ、「バトル・オブ・バミューダトライアングル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15565605.html では大統領役をしていました。
物語は謎の霊柩車とのカーバトル、追いかけっこをする男のお話です。 自宅に帰ろうとしていたメルビンでしたが、霊柩車と遭遇、なぜか嫌がらせをされ、抜かそうとすると邪魔をして抜かさせてくれません。 嫌になって道を外れても、またどこかで一緒になってしまいます。
そして謎の女、寝ようとするとかわされる、不気味な女なんですが、謎の言葉を残し去っていきます。
ちょっとスピルバーグの 「激突!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14776398.html に似ていますが、もう少し他の人間の不気味さもあります。
オチは最初にわかる感じですが、途中は意外にあきさせませんね。 監督らしさもふんだんに出ている? そんな最後の作品ですね。