anttiorbの映画、映像の世界

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ブライト

2017年作品、デヴィッド・エアー監督、ウィル・スミス主演。

嫌われ者のオークであるニック(ジョエル・エドガートン)には仲間内からの風当たりも強かったが、先日の対オーク犯罪組織への捜査で、ウォード(ウィル・スミス)を危険な目に合わせた上、わざと犯人を逃したという疑惑も生まれていた。 普段はただ職務に忠実で、余計な差別意識など持ちあわせていなかったウォードも、さすがにニックとのコンビに嫌気が差しはじめていた。
上司のペレス(アンドレア・ナヴェド)に対して、相棒を変えてほしいと進言するが、あっさりと却下されてしまう。 そして、オークとのコンビはウォードしかいないとまで言われてしまうのだった。
ある夜、巡回中の二人に、エイブラムス邸で騒ぎが起こっていると本部から連絡が入り、二人は現場へ急行する。 立てこもり犯を射殺して、室内へと入ったウォードたちは魔法の達人 「ブライト」 が魔法の杖 「ワンド」 を使った手口と見られる奇妙な猟奇殺人の痕跡を見つ け、「ワンド」 を持つティッカ(ルーシー・フライ)というエルフを保護するのだった。
ティッカは、元々ダークロードの復活を狙う 「インファーニ」 と呼ばれるエルフ達の仲間だったが、怖くなって組織を逃げ出してきたのだった。
件のカギを握るのは、普段ウォードたちには最も円通り「魔法」の力を持つ1つのワンドの存在だった。「 ブライト」 以外の人間がそれに触れただけで、瞬時に灰になって消滅する程の恐ろしい力を秘める一方、その不思議な魔法の力を求める者は後を絶たなかった。
ワンドを集めて、力を手にしようとする人間の犯罪集団 「アルタミラ」、伝説の 「ダークロード」 の復活を目指すダーク・エルフたち、その動きを封じようとする魔法捜査官など、様々な利害関係者が入り乱れ、ワンド争奪戦は熾烈を極めていく。 
その中で、ウォードたちはティッカの願いを聞き入れ、意外な行動に出るのだった・・・

この作品が各劇場でもCMがされており、これでネットフリックス加入が促進されているのでは?
そして主演はウィル・スミス、「素晴らしきかな、人生」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14778390.html です。
さらにオークのニック役で、「ラビング 愛という名前のふたり」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14784640.html が近作ですね。

物語は、近未来のお話なのか、それともパラレルワールドでしょうか。 人間の他種との共存の世界が構成されています。 オークは、どうやら人間よりも一段下に見られているようです。 しかし、彼らにもコミュニティがあり、そして彼らも純血種と、そうでない物に対しての差別もあるんですね。 どうやらニックは、混血種のようで、オークの世界でも一段下に見られ、けっこう露骨な態度をされてしまいます。
しかし露骨な態度を取られるのは、人間の世界で生きていくのも一緒、彼は警察官になるのが夢だったんですね。 そして何よりも勤勉で、法に忠実、もちろんウォードよりも職務に対して誠実なんですね。
半面、銃を撃ったことも無く、粗野なところは全くなく、刑事として踏ん張りどころでも、どちらかというとヘタレにさえ見えます。 しかし二人が首を突っ込んだ事件は、そんな今までの犯罪捜査とはわけが違う事件でした。 ここに “エルフ” というまた違う集団がいて、彼らは魔法を使うと言われています。
そしてその “ワンド” という杖がある意味伝説化していて、それを手にすることで世界を変えることができるとさえ言われているんですね。 しかし、もちろん誰もが手にできるわけではなく、普通の人間が手にすると。
派手に見えてそうではなく、人種差別や、勇気、一方で警察機関が実績を作りたいがためにオークを利用したいところもあきま見えるドラマになっています。
私は結構そういったドラマ性が面白かったです。

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コンビを組む二人

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オークと人間のコンビは初めて

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しかしオークは嫌われ者

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しかし彼女を助けたために

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大変な事件に巻き込まれていく

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