西暦647年。 マガダ国で反乱を起こしたアルジュナは、マガダ王家が唐に献上しようとした財宝を奪おうとするが、唐から来た使節団に阻まれ失敗する。 マガダの王女は唐に援軍を求めるが、使節団に同行したマガダ軍はチベットの雪山で行方不明となる。
現代の中国・西安市の博物館で考古学者をしているジャック(ジャッキー・チェン)の元に、インドの考古学者アスミタ(ディシャ・パタニ)が訪れ、消えたマガダ軍と財宝の在り処を示す地図を手に協力を求める。 ジャックの助手のシャオグァン(レイ)、ヌゥオミン(ムーチー・ミーヤー)、アスミタと彼女の助手の(カイラアミラ・ダストゥール)、そしてもう一人の協力者のところに行くジャック。
彼は友人の息子でトレジャーハンターをしているジョーンズ(アーリフ・リー)、学者ではないが、嗅覚が働き、武術の心得もある。 今回は商売抜きということで、純粋な興味で参加することを、ジョーンズはジャックに一応は約束するが。
彼らを連れて、地図が示すチベットの雪山に向かうジャック一行。 そして、そこで発見したのが地中の奥底に地底湖があることだった。 水中のドローンを使い、その奥に何かがあることが探知できたが、そこに行くには10分くらいかかってしまい呼吸が続かない。 そこで友人ジャングオ(エリック・ツャン)の協力を仰ぐ。
彼は氷に大きな直線の穴を開ける装置を用意して、探知した場所に一気に行ける穴を開けてくれる。 そして空洞に入り、マガダ軍のミイラを発見する。
しかし、そこにアルジュナの子孫ランドル(ソーヌー・スード)が現れ、財宝を奪おうとしてジャックたちに襲い掛かる。 しかし戦いの最中に、ジョーンズは一瞬の隙をつき、財宝の在り処を示す 「シヴァの目」 を盗み、脱出してしまう。
空洞からの脱出後、アスミタから 「シヴァの目」 をジョーンズがオークションに出品したという知らせが届き、ジャックたちはドバイに向かい、資産家の友人ジョナサン(グオリー・チャン)の助けを借りて 「シヴァの目」 を落札する。
しかし、オークションに参加していたランドルが 「シヴァの目」 を奪い取り逃亡する。 ジャックは車に乗り込みランドルを追跡するが、「シヴァの目」 は今度はアスミタが奪い去ってしまう。 いったいアスタミタの正体は?・・・
主演のジャッキー・チェン、近作は 「スキップ・トレース」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15119748.html 「レイルロード・タイガー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14992164.html ですね。
そしてインドからは、ソーヌー・スード、ディシャ・パタニが参加しています。 さらにアーリフ・リー、未見ですが、多くの出演作がありますね。
物語は、7世紀の戦いから始ります。 CGも使った派手なバトルシーン、象の軍隊にやられそうになったとき、マガダ国軍の援軍で難を逃れた使節団でしたが、使節団を送って別れた後忽然と消えてしまうんですね。 物語はそこから現代に飛んでいきます。
失われたマガダ軍は、多くの財宝を持っていたといわれ、彼らは財宝ともども消えてしまったということ。 そしてジャックの下に、先祖から伝わったという古地図を持った美しい考古学者が現れるんですね。
いきなりやる気を出すジャックは、トレーニングを始めますが、彼の直感は危険なことになると言っているんでしょうね。 そしていきなり見つけたミイラと財宝、そこにアルジェナの子孫のランドルが襲い掛かってきます。
しかし彼の目的は、財宝よりもジャックの頭脳、あるものを見つけようとしているんですね。 そして謎の行動をするアスミタ、実は彼女も。
さて、香港と、インドの合作のようなこの作品、しっかりダンスシーンもありますが、アクションはなかなかいいですよ。 そして締めくくりは(^^)