2016年作品、ダン・メイザー監督、ロバート・デ・ニーロ、ザック・エフロン出演。
ジェイソン(ザック・エフロン)は1週間後に結婚を控えた真面目過ぎる弁護士。 突然の祖母の訃報を受け、葬式に駆け付ける。 しかし何かと管理したがる婚約者のメレディス(ジュリアン・ハフ)は、葬儀の最中も自分たちの式の準備に気をとられて、いろんなことを話しかけてくる。
妻に先立たれ意気消沈した祖父ディック(ロバート・デ・ニーロ)は、祖母の思い出の地であるフロリダへの傷心旅行へ半ば強引にジャックを誘うのだが、ディックを迎えに行くと、自慰の真っ最中だった。 祖母が亡くなっていきなりのオナニー、いったい何を考えているのかと仰天するジェイソンだが。
朝から酒をがぶ飲みしながら葉巻を吹かし、まずはゴルフ場に向かうのだが、その途中で、食事のときにシャディア(オーブリー・プラザ)とレノーア(ゾーイ・ドゥイッチ)ら3人と出会う。 彼らはビーチに向かうと聞き、ディックは付いていこうとするが、ジェイソンはまずゴルフをすることになっていると言いゴルフ場に向かう。 しかしそこでもナンパをし始めるディック。 どうやら祖母からは、自分が死んだ後はやりたいことを思い切りやれと言われているらしいのだが。
ナンパが失敗すると、ビーチにまっしぐら、しかしジェイソンは、行動を逐一メレディスに報告をしなければならない。 ビーチに行く予定がなかったので、必死にそのことを隠しながら電話をかける。
しかしその夜、パーティーで、ドラッグと酒でジェイソンは思いっきり羽目をはずしてしまい大騒動になっていくのだった・・・
監督はダン・メイザー、これが初監督みたいですね。 でも製作や脚本参加作品はいくつかあり、最近では 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14530836.html では脚本参加でした。
デ・ニーロと、ザック・エフロンがダブル主演のようなこの作品、デ・ニーロの近作は「マイ・インターン」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13545463.html でしたしザックは 「ペーパーボーイ 真夏の引力」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11126989.html は大きな役でしたね。
物語は、とにかくなんでも遊びに対して突き進んでいくおじいちゃんディックと、弁護士一家で几帳面なジェイソン、水と油の祖父と孫ですが、切れそうになりながら、段々の祖父のペースに染まって行くんですね。
そしてディックの隠された秘密がわかってくるにつれ、祖母と祖父の関係、さらに祖父と父の気まずくなった原因がだんだんとわかってくるんですね。
またジェイソンは昔祖父に遊んでもらった体験があり、そのころディックはジェイソンには夢を持った可愛い孫のイメージがあったんですね。 しかし今は何か自分の思った道を違う歩き方をしていて、このままでは孫の人生がおかしくなってしまう、実はそんな心配をしている感じがだんだん伝わってきます。
ドラッグ、裸、ギャング、汚職? 何でもありの感じの作品ですが、何か良い感じの流れになっていく作品でした。