anttiorbの映画、映像の世界

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アース・トゥ・エコー

2014年作品、デイヴ・グリーン監督、テオ・ハーム、ブライアン・"アストロ"・ブラッドリー、リース・ハートウィグ出演。

ネバダ州に住む黒人少年、タック(ブライアン・"アストロ"・ブラッドリー)は、憂鬱な日々を過ごしていた。 降ってわいた高速道路の建設計画のために二人の親友、アレックス(テオ・ハーム)とマンチ(リース・ハートウィグ)を含む全員の一家が立ち退きを迫られていたのだ。
ついに明日、三人が離れ離れになるという日、彼らは突然スマホの画面表示が異常を示す。 何か変な画像が浮き出るのだが、まったくよくわからない何かの形を示していた。 それもある一角に行くとそれが起きるのだ。
しかしそこに建設作業員の男が二人(ジェイソン・グレ・スタンフォード、ロジャー・ヒューレット)現れ、スマホを交換しようと謎の話をし始めるが、3人はごまかしその場をうまく逃げるのだった。
検索する中、それは秘密の地図であることをつきとめる。 そして 「三人でいることができる最後の夜の思い出に」 と親に無断で冒険に出かけることにした。
口裏を合わせ、誰かの家で一晩中遊ぶことにして、電話がかかってきたら転送で、スマホに転送をして居留守を使えるように設定、3人はいざその地点に出発するのだった。
やっと着いた場所は砂漠の一角、しかし、地図の先にあったのはただのガラクタだった。 期待した感じではなく、3人はちょっとがっかりしたのだが、それは何かの機械の破片のようで、アレックスがある言葉を発すると反応を示すのだった。
始めはアレックスの言葉しか反応しなかったが、また新たな場所がスマホに表示される。
びっくりしながら、次の場所に向かう3人だった…

この作品は、フェイク・ドキュメンタリー方式で撮られています。 3人の記念の日で動画で残そうという設定なので、それはある意味自然な設定かもしれませんね。
主演は少年3人ですが、その中でラッパーもしているブライアン・"アストロ"・ブラッドリー、通称:アストロは 「誘拐の掟」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13112907.html でTJ役で出演していて、作品では主人公と絡む重要な少年役でした。
そして後半には女の子が出てきます。 実はこの作品、3人の少年とその女の子と4人の絆の物語なんですね。 そしてさらにもう一人(^^)
これはある意味 「スタンド・バイ・ミー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5409648.html ですし、「ジュブナイル」ですね。
少年たちのカメラワークがちょっと稚拙な点は惜しいところですが、これはなかなか懐かしい匂いがしますし、宇宙を隔てた友情物語。 こういう青春SF作品は良いですね。
なかなかの秀作だと思いますが。

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最後の日を3人で過ごすという口実で

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スマホであらわされて地点をめざし

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どんどん進んでいきエマも合流

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しかしなぜか追われることに

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それは異星人との交流

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彼らからのメッセージ

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