anttiorbの映画、映像の世界

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アナザー プラネット

2011年作品、マイク・ケイヒル監督、ブリット・マーリング主演。

ローダ(ブリット・マーリング)は幼い頃に木星に見せられ、天文学者を夢見て17歳でMITに入学した秀才だった。 人生は順調で、この先ずっとこの調子で行くのだと思っていた。
しかしパーティーで酒を飲んだ帰りに交通事故を起こし、ローダの人生は一変してしまう。 ローダが引き起こした交通事故で、妊娠中の女性と子供が命を失った。
ローダは事故後刑務所に入り、4年間服役。 夢見た天文学者への道は閉ざされ、罪悪感に苦しむ日々を送ることになってしまう。
彼女が事故を起こした日、夜空には見たこともない星が空に浮かんでいた。 彼女はその星見上げていて、事故を起こしたのだ。
その星は、地球にそっくりな星。 「第二の地球」 だった。 自分たちのいる地球と同じように一つの英才を持っている星、見たところ本当に瓜二つの星だった。
ローダは遺族のもとに向かう。 一言謝罪をするためだった。 一人だけ生き残ったジョン・バローズ(ウィリアム・メイポーザー)は愛する家族に囲まれた生活を一瞬にして失ってしまったのだ。
彼は有名な音楽家だった。 だから住所を調べるのは比較的簡単だった。 しかし彼女は家の前まで行っても部屋に入ることはできなかった。 彼のあまりに荒んだ生活に驚きを感じたからだった。
彼女は地元の高校の管理人の仕事を始める。 掃除をしたりする雑務全般なのだが、そこで第二の地球の話を聞くのだった。
そして今度こその決意をしてジョンの家に行くのだが、出てきたジョンに彼女が言った言葉は、「お試しで部屋の掃除をさせてくれませんか?」 というハウスクリーニングの勧誘だった。 一旦は断られるローダだが、無料という事で受け入れられ、彼女は家の中に入り、掃除を始める。
そこには家族の思い出の写真があった。 そしてジョンは、週に一度同じ時間に仕事を彼女に頼むのだった。
ローダは、見つかった第二の地球についてある話を聞くのだった。 それは、そこにはまったく同じ自分たちと一緒の人間が同じ暮らしをしていることだった。 そして彼女とジョンはだんだん惹かれあって行くのだったが…

監督はマイク・ケイヒル、3つの監督作品がありますが、いずれも脚本も書いています。 そして今作は、主演のブリット・マーリングも脚本参加しています。 彼女は、「ランナウェイ 逃亡者」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10386982.html に出演しています。
今作はSFという範疇に入るのかもしれませんが、人間ドラマ部分がほとんどですね。 ただ設定に “第二の地球” という設定があること、そしてそれが主人公と、家族を失ったジョンに対してたった一つの救いになるんですね。
主人公のローダの事故は大変不幸なこと、確かに浮かれて飲酒運転をしてしまったのは大きな過失ですが、その後の転落人生はさすがに可愛そうで、彼女の反省ぶりも良く出ています。 もちろん彼女の両親も優しく包んでくれますが、彼女にも出口が見えない辛さがあるんですね。
しかしそれ以上に辛いのは妻と子供を失ったジョンです。 そして二人はいつしか近づきますが、彼女は自分のことを隠してなかなか告げられないんですね。
第2の地球という設定、お話は、都市伝説のレベルでは、地球軌道の全く対極にあるという話があります。 全く同じ公転周期、軌道上を回っているので、地球からは見ることができない “惑星ヤハウェ” =反地球というそうですが、この理論は20世紀まで信じられていたという話もあるんですね。 実際その惑星の写真も出回っていますが(^^)
作品中は、はっきりと地球から見える第二の地球、設定上はちょっと違うのかもしれませんが、物語ではそこに行ってみようというロケット打ち上げになって行きますが。
SFであり、ファンタジーであり、そしてちょっと驚くべきラスト。 これはアンハッピーエンドなんでしょうか?

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空に浮かんでいた“第2の地球”

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しかし彼女は事故を起こし人生が一変する

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そしてジョンの家に行ってみる

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家の掃除をすると言って彼の世話を始める

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そして近くなっていく二人

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そして・・・

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