万次(木村拓哉)は旗本・堀井重信の腰物同心だったが、堀井の不正を見かねて堀井と配下の者たちを斬ってしまう。 しかし最後に斬った者が妹の町(杉咲花)の夫だった。 目の前で夫を斬られた町は気がふれてしまい、お尋ね者となった万次と共に逃亡をすることになる。
そして万次には多額の懸賞金が掛けられ、それに釣られて100人の輩が万次に襲い掛かる。 それを率い、町を人質に取ったのが司戸菱安(金子賢)だった。
武器を捨てれば町の命は助けると言った言葉に武器を捨てた万次だったが、彼女は司戸に殺されてしまう。 そして、万次は怒り狂い大きな傷を受けながら、司戸を含む全員を斬り殺してしまうのだった。
彼もこのまま死んでいくと思った時、八百比丘尼(山本陽子)が現れ、彼の体に血仙蟲を入れ、万次を死なない体にしてしまうのだった。 斬られたところが虫の力で再生してしまう死なない体となった万次、そして50年が経った。
ある日、統主・天津影久(福士蒼汰)が率いるただ勝つことだけを目的にしている剣客集団・逸刀流が無天一流の道場を襲撃した。 道場主の浅野虎厳(勝村政信)は天津に殺され、母はなぶりものにされさらわれ、一人娘・凛(杉咲花)はただ一人残されてしまう。
仇を撃ちたくても、今の彼女にはそんな力がない。 しかしそこに八百比丘尼が現れ、どんなことがあってもくたばらない男がこの江戸にいることを知らされるのだった。
それは万次であり、彼は川のほとりのおんぼろ小屋で一人で暮らしているのを、凛は苦労して見つけるのだった。 万次は凛を見て驚く、彼女は死んだ妹に瓜二つだった。 凛から、仇討に力を貸してほしいという頼みを、万次は断ることができず、二人の闘いが始まるのだった…
キムタク主演作の映画は、「HERO」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13285707.html 以来ですね。 SMAPが解散して、映画は初めて、個人の木村拓也として、大きな節目の作品だと思います。
ヒロインには杉咲花、売れっ子の彼女は 「湯を沸かすほどの熱い愛」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14528883.html でも娘役が良かったですね。 今作ではおでこを隠した彼女が見れ、可愛かった(^^)
三池監督ならではの、斬って斬って斬りまくる、この作品は三池監督の力を思う存分発揮というところですかね。
物語は、この後逸刀流との戦いに突入していきます。 基本死なない体なんですが、それにしては相手も強いかもしれませんが、毎回苦戦をするんですね。 無敵というのと不死は違うんですね。 この理由は後半万次自身が語ってくれます。
141分では正直画き切れないところが多いんですが、死なない体を持った苦しみは良く描かれていました。
父と母の仇、くたばらない男を探す凛
その男は死なない体を持っていた
ターゲットは天津
しかし逸刀流の刺客が襲い掛かる
恐ろしく強い乙橘槇絵
二人の戦いに