2013年作品、マーク・アトキンス監督、ジェーン・マーチ、ベン・クロス出演。
18年前に失踪した父の友人から、奇妙な植物の種をもらったジャック(ジェイミ・アトキンス)。 彼の家は、父がいないことから、貧しく困窮していた。 今は母は今の義父と再婚し、ジャックは育てられたのだった。 そして手に入れたそれを庭に撒くと、巨大な豆の木が生えてきた。
いきなり現れた、巨大な豆の木に、近づこうとするとツルが動き出し襲い掛かってくる。 近づこうとする女性を助けようとしたジャックは、替わりにツルに巻き取られ天空へと姿を消してしまった。
雲の上まで伸びる豆の木を上ったジャックは、天空に浮かぶ不思議な世界に到着する。 そこには、地上では見たことのない巨大生物がいる世界だった。 踏みつぶされそうになった時、機械仕掛けの乗り物が浮かんでいることに気づき、必死にそれにしがみつきその怪物をやり過ごす。
それに乗っていた男がいた。 男はニワルド(ハリー・ダイアー)と名乗り、ここのことを多少は知っていた。 しかし何か親近感を覚えたジャックにあることがわかる。 まだ29歳の彼はジャック の父だったのだ。
この世界へいつ来たのかとジャックが聞くと、18日前だと言う。 この天空の世界では地上の1年がここではたった1日なのだった。
しかし、ここで巨大生物が蔓延る危険なところになってしまったことは彼がこの世界のバランスを壊したからだと言い、それを止めるには、この世界の悪の女王シリーナ(ジェーン・マーチ)が、巨大怪獣を魔法で操り支配しているのをやめさせなければならないというのだった。
そして脱出しようとしても、豆の木は一定時間で枯れてしまい、地上に戻ることがなかなかできないのだった。
地上では、ジャックの恋人のリサ(ビッキ・グラヴァー)彼の安否を心配をしていた…
“ジャックと豆の木” を扱った作品は、「ジャックと天空の巨人」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11838174.html が2014年に日本で公開されました。 キャストも豪華で、私は公開当時吹き替え版しか近場では上映されなかったので、家で鑑賞しましたが、そこそこのSF作品でした。
さてこの作品は?(^^)
監督はマーク・アトキンス、まあ経歴を見ると、数々のこういう作品の製作に携わっている監督だと分かりますね。 まあなかなかの確信犯(^^)だという事です。
そして出演者もジェーン・マーチとベン・クロスくらいしか見たことが無いというか、よく二人は出たもんだという感じでした。
特にジェーン・マーチは 「ジャックと天空の巨人」 にもクレジットされているんですがね(^^)
まあ簡単に言うと、“ジャックと豆の木” と “天空の城ラピュタ” を混ぜたような作品に、モンスターを登場させた作品ですね。 一応天空の世界は巨人がいたという設定みたいですが、お金のかかる映像はカットしてあります。
ベン・クロスはこの後ある役で登場して、脈絡なない割に登場シーンが多いのは、格なんでしょうね。 まあ暇つぶしにでもの作品でした。
天空の世界
そこには巨大な物体が浮かんでいた
天空にいた男はなんと父親だった
地上に降りて来た怪物
兵士たちが立ち向かう