2014年作品、イ・ジョンボム監督、チャン・ドンゴン主演。
幼少の頃、アメリカの砂漠に捨てられ、マフィアによって殺し屋として育てられたゴン(チャン・ドンゴン)は、その日もターゲットを殺すために暗いバーにいた。
客席でまだ幼い少女が退屈そうなのを見たゴンは、含んだ水を口から垂れ流すおふざけをして少女を笑わせる。
その後仕事で奥の個室に行ったゴンは、取引中の男たちをすべて殺してしまう。 その時、ドアの向こうで音がしたので彼は反射的にそのドアを撃ってしまう。 そしてドアの向こうにいたのはさっき一緒に遊んでいた少女だった。
客席でまだ幼い少女が退屈そうなのを見たゴンは、含んだ水を口から垂れ流すおふざけをして少女を笑わせる。
その後仕事で奥の個室に行ったゴンは、取引中の男たちをすべて殺してしまう。 その時、ドアの向こうで音がしたので彼は反射的にそのドアを撃ってしまう。 そしてドアの向こうにいたのはさっき一緒に遊んでいた少女だった。
少女の名前ユミ(カン・ジウ)、父のハ・グンソクに連れられて一緒にそこに来ていたのだった。どうしてこんな危険なところに娘を連れてきたのか? 父子はもう死んでしまった。
任務遂行中に誤って幼い少女を撃ち殺すという取り返しのつかないミスを犯してしまったゴンは、何とか忘れようと酒に溺れてしまうのだった。 しかし、その罪から逃れようともがけばもがくほど葬り去ったはずの哀しい記憶が蘇ってくる。
そんな中、組織から新たな暗殺命令がゴンに下される。 これが最後の任務と決め、一度は捨てた故郷の地ソウルに降り立つゴン。
だがそこで彼を待ち受けていたのは、哀しい因縁で結ばれたラストターゲットと、硝煙や薬莢に塗れた嵐のような壮絶な死闘であった…
監督はイ・ジョンボム、前作 「アジョシ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14205232.html も壮絶なアクションのラストでしたが、今作もさらにパワーアップした中盤の仲間との戦いは圧巻でしたね。
主演はチャン・ドンゴン、私が見た作品では 「ロスト・メモリーズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11344235.html というSF作品の主演をしていますが、この作品は日本との変わった将来を描いていたので多くの日本人キャストがいました。
今作は、主人公のゴンが育ったのが、アメリカなので、ちょっと数人殺し屋仲間の外国人がいますが。
「アジョシ」 では、最後に子供の命が救われる話でしたが、今作ではいきなり命を落とす少女からのスタート、初めからやりきれない展開でしたね。 元来殺し屋として生きてきた人間なら、ある程度仕方がない部分なんですが、幼少期に親に捨てられた生い立ちからか、彼には情というものが多少あるんですね。
それがその後戦う事になる仲間との差になっていくところがいかにも韓国作品らしいんです。
そしてこの後キム・ミニ演じるモギョンとの因縁に突入していくんですね。
キム・ミギは 「火車」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14259091.html で好演していました。
とにかく凄まじいラスト、彼なりの責任の取り方にグッとくる作品なんですね。
冷徹に仕事をして行くゴンだったが
大きな失敗を犯し酒におぼれていた彼に最後の仕事が
娘を殺されたモギョン
ゴンのターゲットは?
そして仲間との戦いに