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2013年作品、カール・リンシュ監督、キアヌ・リーブス真田広之出演。

異邦人の少年が、なぜか天狗の里にいた。 彼はここで厳しい修行に明け暮れていたが、ある日彼はこの里から逃亡を企てるのだった。
徳川綱吉が将軍職にあり、鎖国で海外と断絶していたころの日本。 魑魅魍魎の跋扈していた諸国も、武家の支配によって安寧を保っていた。 
そんな諸国の一つに、名君浅野内匠頭田中泯)を領主とする播州赤穂があった。秘かに赤穂を併呑する野望を持つ吉良上野介浅野忠信)は、側室の謎の女ミヅキ(菊地凛子)と共に、ゆくゆくは徳川家も滅ぼして天下を取ろうと目論んでいた。
カイ(キアヌ・リーヴス)は子供のころ、どこからとも知れず赤穂に流れてきた異端児で、領主浅野に助けられ、浅野の娘ミカ(柴咲コウ)にも愛されながら、郊外の小屋で暮らしてきた。 以来、カイは、浅野父娘のためなら、命に替えてもその恩と愛に報いたいと思っていた。
綱吉が赤穂を訪れていたある夜、浅野は城内でミヅキの妖術により我を失い、寝所の吉良に切りかかって傷を負わせる。 それを目撃した綱吉は浅野に切腹を命じ、浅野家は取り潰される。
一連の出来事を吉良の謀略と訝っていた家老・大石内蔵助真田広之)ら家臣たちは浪人へ身を落とす。 吉良は赤穂を領地とし、ミカは1年の喪明けに吉良と婚儀を挙げることに。 大石は吉良によって地下牢に押し込められ、家臣たちは四散、カイは奴隷としてオランダ人に売られるのだった…

超酷評された(^^) この作品、勇気を持って視聴して見ました。
監督はカール・リンシュ、初監督作品という事ですが、ショートムービーは数作撮っているようですね。
主演はキアヌ・リーブス、近作は 「ノック・ノック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14240683.html 「ジョン・ウィック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13564132.html となかなか復活著しいですが。
日本からは、真田広之浅野忠信柴崎コウ、菊池凜子の参加が当時話題になりましたね。
昨年、「ラスト・ナイツ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13654568.html という紀里谷和明監督の、同じく忠臣蔵がベースの作品が公開されましたが、さてどっちが良かったか。
今作は、舞台が日本という設定を取りました。 他国に移して忠臣蔵の設定を取りいれたのが 「ラスト・ナイツ」 ならば、これは日本の赤穂浪士、吉良家、そして将軍まで登場させ、それを英語劇とするところがポイントであり、酷評の原因ですね。
アクション・ファンタジーの側面があり、その部分は菊池凜子演じるミヅキが担当していますが、予告編で流れていたのはこのシーン。 そして彼女を始め、主役のカイという忠臣蔵とは関係ないキャストを入れたのがまたもう一つのポイントですね。
1億7000万ド ルもの大金をかけたのに、元を取れなかったこの作品、いくつか問題点があるとしたら、日本描写と、日本語で話させなかったこと、そして有名どころの日本の俳優を起用したバランスの悪さでしょう。
妖怪、バケモノ、妖術を際立たせるでも無し、敵討ちにもっと力を入れるでも無し、中途半端なんですよ。 これは明らかに制作サイドのミス。 誰に見せたいのか? その辺りがふらついているんですね。 もちろん日本に対する勉強不足というか、あの武士のいでたちが???でした。
冒頭から息子と笑いと、あざけりで見始めましたが、今言った修正点を直せば、そこそこに観れる作品になったと思いました。 製作スタッフに日本のことを熟知している人を入れなかった製作陣が愚かだったと言うほかないですね。
まあ逆に日本公開をスルーしたら、恐いもの見たさでDVDが売れたかもしれませんね(^^)
超残念な作品でした。

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主君が切腹、浪人となる赤穂の武士

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赤穂の姫のミカに、将軍と吉良

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異国人のカイ

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カイに連れられ、無期調達であるところに

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謎の女・ミヅキ

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