anttiorbの映画、映像の世界

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ゴートゥーヘル


私立探偵のマローン(トーマス・ジェーン)はある依頼でこのホテルにやって来た。 しかし、このビルに多くのギャングが現れ、マローンに襲い掛かってくる。 依頼はスーツケースを回収すること、しかしおびただしい数のギャングと打ち合いになるとは聞いていなかった。 そして激しい銃撃戦をしている途中、そのケースを強奪する男が現れた。
フランキー(フレンチ・スチュワート)という男で、巧みに銃撃戦をかわしながら、下まで降りて、花屋のトラックを盗んで逃走するが、マローンは追いつき、バスごと炎上させスーツケースを取り戻す。
結局、マローンはただ一人の生存者として脱出するが、しかしどうしてこのスーツケースを巡って、こんな大騒動になるのか?
傷を負ったマローンは、母のグロリア(アイリーン・ライアン)のところに行き、怪我の治療と休息をしに行く。 しかしどうしても気になった彼は依頼を無視して、スーツケースの鍵を壊して中身を見てしまう。
そしてそこにはある彼にとって重要なものが入っていたのだった…

監督はラッセル・マルケイ、有名な作品だと 「バイオハザードⅢ」 ですかね。 B級アクション、SF、ホラーを多く撮っていますね。
主演はトーマス・ジェーン、なんと言っても「ミスト」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7074072.html の主演のお父さん役ですね。 今作は、ちょっと手強い探偵ものでした。
実は、今作も父親としての一面があるんですね。 しかしそれを隠してか、職業柄家族は死んでいるという設定でした。 それだけ危ない稼業で、何時そこを突かれるか分かったものではありません。
物語は冒頭から銃撃戦、逃走劇、まあ最初の掴みはなかなかで、謎ありな女性も二人ほど出てきます。 一人は依頼人の赤い服の女性・エルサ・パタキ、一見娼婦のようなんですが、彼女がそのスーツケースの依頼を出すんですが、どうもその裏に誰かいるらしい。
そしてもう一人、クリス・イェンが出ています。 ドニー・イェンの妹ですが、彼女もアクションをしっかりこなしますし、一見年齢不詳な怖い役でした。
そしてこの作品、ラストがこれまた切ない、公衆電話でひたすら電話をかけまくるところが哀愁漂っていました。
しっかりB級でしたが、そこそこ楽しめる作品でした。

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危ない仕事を引き受けてしまう

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そこに現れた謎の女・エベリン

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しかし、危険な女に狙われる

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ケースには何が?

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やはり彼女が鍵を握っていた

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