まあ、上映本数も限られ、ファミリー向けが多いんですが、最近は先日書いた「川越スカラ座」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13900124.html なんかもたまに行きますし、都内遠征も時間を作っていくようにも。
あとは車でちょっと離れた「ＭＯＶＩＸさいたま」に。
さいたま新都心駅と隣接している大型ショッピングモール 「コクーン」 内にある大型シネコンで、埼玉県では最大級なんですね。 ここはアニメが充実していて、グッズ等の販売も盛んで、映画以上にグッズの行列が凄い。
チケットはなるべくならば内で、ネットで取ってしまいますが。
さて、もうちょっと昔に行きたかった映画館が川越にありました。 私が今の埼玉県に引っ越してきてもう22年になりますが、引っ越してきた当時はやはり近い川越には何かあると行っていました。 そして車でよく横を通っていたのが、「シアターホームラン」ですね。
「川越スカラ座」 は駅から遠く、ちょっと入った場所にあり、知っている方か、地図で目指してこないと分かりませんが、この 「シアターホームラン」 は、多少分かる通り沿いに面していました。
当時は子供も小さく、映画を映画館でゆっくり見るにはまだ早かったんで、もっぱら好きな映画はレンタルで、自宅鑑賞でした。 そしてもうちょっと大きくなってくると、駐車場完備のシネコンになってしまい、川越にもいつしか家族で行くことは無くなりました。
だから初めて 「川越スカラ座」 を目指していったときは、私はてっきりこの 「シアターホームラン」 の場所がそうだと思っていたんですね。 でもわからないはずです。 その頃はもう閉館していて、改装後病院になっているんですから（＾＾）
そして、いつもの常館で、今まで全く気が付きませんでしたが、下記のようなプレートを発見したんですね。
実はこのユナイテッドシネマ南古谷は、このシアターホームランと関係があったそうなんですね。 抜粋しますと
“川越市内で56年間市民に親しまれた映画館 「シアターホームラン」 の歴史を綴ったメモリアル・プレートが展示されている。ユナイテッド・シネマの開業に際しては、旧市街の現状地では拡張ができなかったシアターホームランの旧経営陣も尽力し、「川越から映画館を消すな」 という市民の署名が大勢集まり市長を動かし、映画館が建設できない用途の当地に映画館建設の許可が下りた。”
私が行きたかった街の映画館、それが形を変えて、今の常館になっているシネコンに受け継がれていたんですね。 そして開館当初は、懐かしの名画を上映することもあったそうです。
こういうところは、昔の町の映画館での、鑑賞者の視線を生かしている所なのかもしれませんね。
