anttiorbの映画、映像の世界

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ダイアリー・オブ・ザ・デッド

2008年作品、ジョージ・A・ロメロ監督、ミシェル・モーガン、ジョシュ・クローズ出演。

死人が襲い掛かってくる。 頭を打たなければ、決して動きを止めない。 街はこうパニックになっている。
一方、ペンシルバニアの山奥。 ジェイソン・クリード(ジョシュ・クローズ)は監督として仲間たちとともに大学の映画学科の卒業製作用ホラー映画を撮影していた。 だが、スケジュールは大幅に遅れ、スタッフも俳優も疲労困憊の状態。
その頃、スタッフの一人がラジオから流れてくる衝撃のニュースを耳にする。そ れは、世界各地で死体が蘇り、生きている人間を襲い始めたというものだった。 
メディアの情報は混乱しており、家族への連絡もつかなくなったジェイソンたちは撮影を切り上げ、帰路を急ぐ。 全員でキャンピングカーに乗り合わせて下山するその途中、蘇った死体が人を襲う場面に遭遇。
ドキュメンタリー監督志望のジェイソンは、恋人デブラ(ミシェル・モーガン)の反対を押し切って、この事態をカメラに収めようと決意する。 手始めに彼らが立ち寄ったのは大学の寮だったが、そこは既にもぬけの殻となっていた。 みんなを家に送るため、メアリー(タチアナ・マスラニー)が運転しているが、襲い掛かってきた警察官の死人を轢き、さらに寄ってくる死人を数体轢いた。
しばらく行ったところで休憩をしている最中、メアリーは罪の意識からか自分で拳銃自殺を図った。 しかしまだ脈があり、なんとか病院に向かう一行だった。
訪れた病院では、医師も看護婦も“生ける死人”となり襲いかかってきた。頭を打って死人たちを葬っていたが、危篤状態のメアリーも、襲いかかろうとしてくるが、一緒に乗り合わせた教授のアンドリュー(スコット・ウェントワース)が止めを刺してくれる。 彼は軍隊の経験があるようで、躊躇はなかった。 しかし病院には生存者はいないようで、いつどこから襲われるかわからないのだった…

ジョージ・A・ロメロ監督の一個前の作品。 今回は、POVというスタイルを取っている監督としては珍しい趣向の作品です。 まあ設定は、この世界的な事件を記録に残しておきたいという、映画サークルの大学生という設定にしています。
お話は、もう世の中はゾンビに席巻されつつあるんですが、映画撮影をしていたサークルの仲間たちは、ちょっと世の中で起こっている事件に対して、情報が遅れてしまっているんですね。 しかし何かしらの事件が起こっているらしいことに気がつき、いったん大学に戻っていきます。
しかしもうそこはもぬけの殻、みんな逃げたのかどうかわからなくなっています。
そこで脱出し、残っていた教授その他のメンバーと、キャンピングカーで、走り出すというお話ですね。
お約束のように一人、また一人、ゾンビになっていくんですが、絶望感漂う世界の中、最後に目指す場所というのは、みんな家族の元なんですね。 そして、家族がゾンビになっても、なかなか息の根を止めれない、逆に囲ってしまいそこからさらに拡大していくという、歯止めのきかない状態が、各家庭から広がってしまう。
先日観たシュワちゃんの「マギー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13891031.html もそうですが、身内にゾンビが出ても、なかなか眠らせることはできないのが人間ですよね。 ゾンビの蔓延はそこをついてくるんでしょう。
しかしこの必死に撮った映像は一体誰が見るんでしょうかね?

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テレビは惨劇を伝えている

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大学から病院へ、そこで

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ゾンビは心臓を刺しても効果は無い

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ならば電気ショックで

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そしてたどり着いた先でも

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