2009年作品、ニール・ジョンソン監督、ジェイ・レネ主演。
?という題名の映画です。 恐らく「トランスフォーマー」のパクリを期待して見る人が多いでしょうが、どっこい全然違う映画です。 では何故いったいこの題名を…
配給会社の名前がトランスフォーマーなのがまたややこしいのですが(^^)、開始3分でこれは全く違う映画とわかります。
実はこの手の映画は吹き替えが入っていないのが普通ですが、なんと吹き替えが入っているのです。 80分という短い尺なので、吹き替えで見てストーリーをしっかりと見ようと思いました。
しかし主人公の吹き替えはちょっとお勧めできません。 冒頭のCGのシーンは掴みとしては結構頑張っています。
コンセプトはホモサピエンスが絶滅の危機に陥っていて、最後の生き残りの男と生き残りの女が種を残し、というストーリーを、宇宙を舞台にして演じているということですかね。 ただそこに、クローン、ロボット、が敵味方に配備されているということですか。 巧い設定となっている点が一つあり、整備技師として船に乗ってしまった女性が、実は精巧にできたロボットで、感情があり、体は完全に女性で、家庭を持ちたい願望が強いという点です。
そのロボットはもちろん自分がロボットということを知らなかったのですが、知らされた後の衝撃、またそこから立ち直っていく姿は、馬鹿にしないで見ていくと結構目を離せなくなります。
実は子供と見ていたのですが、途中から妻が帰ってふと見て言った言葉が、 「これスターウォーズ?」 でした。 AT-ATもどきの兵器が出てきたり、クローン兵士が出てきたりで、この監督の作りたかったのは、スターウォーズだと思いました。
どうやらこの映画の原題は 「人類の終焉」 というらしいです。 題名を変えてほしいと思いましたが、原題で出したら、誰も手に取ってくれないのではと思われ、ちょっと悲しくなりますね。 まあ肩もこらず、ゆったりとした気分で、見るべきですね・・・もちろん暇で時間が余っているときに。