anttiorbの映画、映像の世界

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レディ・イン・ザ・ウォーター


フィラデルフィア郊外に位置するコーブ・アパート。 クリーブランド・ヒープ(ポール・ジアマッティ)は、以前は医師だったものの、今ではこの平凡な集合住宅の住み込み管理人として雑用をこなし、単調な毎日を送る。
しかし彼は悲しい過去を抱えていた。 それは、自分の外出中に妻と子を殺されたという経験で、彼は深い苦悩と悲しみを抱え、それを忘れようとするがごとく、みんなの世話を一生懸命焼いているようだった。
その日、夜のプールに不審者がいるという話があった。 夜な夜な侵入者がいるのかも? まずはプールを調べていると、なにか水の具合がおかしい。妙にねばねばしているというのだった。 そして、水はきれいに変えたばかりなのにだった。
水音に気づき外を見に行くが、誤ってプールの脇ですべって倒れてしまい、プールに転落してしまうクリーブランド。 そして意識が薄れて行った。 気がつくと自分の部屋にいた彼。
そして、ストーリー(ブライス・ダラス・ハワード)と名乗る謎めいた娘がいた。 彼女が助けてくれたらしい。 どこから来たのか? 何が目的なのか?
そして彼女はここにいさせてほしいと言うのだった。 その夜は遅いので仕方がないと思ったが、彼女は抱き着いてきて放れない。 そして“ナーフ”から来たと謎めいたことも言う。
彼女を抱いて外に連れて行こうとした時、謎の生物の姿を見た。 狼のような毛におおわれおおきな四足の生物、怖くなって彼は彼女を抱きかかえ部屋に戻っていくクリーブランド
彼女の正体は? そしてその生物は?…

シャマラン監督の酷評されたこの作品、先日観た「ヴィジット」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13583094.html が秀作だったので、過去作で未見なものとして鑑賞しました。
物語は、アパートの管理人のヒープを中心に展開していきます。 またこのアパートの住人達もいろいろ面白いんですが、そんな住人たちの世話をこまめにやっているんですね。
でも普通管理人って、けっこうアバウトな人が多い感じがしますし、特に欧米なんて割り切った感じで、自分の領分をしっかりわきまえた仕事しかしないイメージです。 しかしクリーブランドは、けっこう真面目に住人とコミュニケーションをとっています。
途中彼の過去がわかるとこれが解消されます。
そしてどう考えても水の中から出てきた女性、ブライス・ダラス・ハワード演じるストーリー、全裸でほとんどいる感じなんですが、裸体はほぼ隠されていました。
彼女は「ジュラシック・ワールドhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13344679.html では、主役級のヒロインを演じていましたが、全く別人に見えました。
現代版の人魚伝説の話かなと思っていましたが、もうちょっと彼女の存在は大きいようですね。 陸に上がった水の精は貴重な存在という事がだんだんわかってくるんですが、そこにたどり着くまでが、ちょっともどかしい展開なのが、今一つの評価だったのと、どんでん返しが無く、感動のフィナーレに、見た方は肩透かしを食らったのが低評価だったんでしょうね。
監督に対して、もうこの時期はなにかしでかしてくれるんだろうという期待が大きかったんでしょうが、そう思われること自体、注目監督なんでしょう。
最近は自ら出演はしていませんが、今作では重要な役で登場、演技者としてはもう一つな感じですが(^^)

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気がつくと彼女がいた

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彼女を抱えて外に行くと、変なものが

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その日は彼女を部屋に入れると

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謎めいたストーリー

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正体を探ろうとするヒープ

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