anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

スクワーム

1976年作品、ジェフ・リーバーマン監督、ドン・スカーディノ主演。

ジョージア州は田舎町フライクリーフ。 前代未聞の集中雷雨に襲われ、高圧線は切れ、洪水や土砂崩れと、山に囲まれたこの町は今、陸の孤島と化していた。
やっと嵐の去った翌朝、ジェリー(パトリシア・ピアシー)の家は、電気が切れ、水道も止まってしまった。 彼女はこれからニューヨークから来る恋人のミック(ドン・スターディノ)を迎えに行こうと、隣の庭師ロジャー(R・A・ダウ)に車を借りて迎えに行こうとしていた。 そんな幸せそうな姉に妹のアロマ(フラン・ヒギンス)は嫌みなことを言う。
ロジャーは恋人が来ることを聞き嫌な顔をするが、彼女の頼みは断れない。ジェリーが好きだからだった。 しかし後ろの積み荷には触らないでほしいと念を押すのだった。
ミックは途中氾濫してバスがそれ以上行けないということで、バスを降り森を抜けようと歩き出した。 途中沼にはまってびしょ濡れになった時ジェリーとやって出会うことができた。 2人はそのまま車で町へ停電で冷蔵庫が使えないので氷を買いに行く。
ミックは待っている間、スナックで飲もうとしたチョコレート・ソーダの中に、ミミズが1匹入って吐き出してしまう。 しかし町の住人は、ミックが言いがかりをつけてきたと誤解をしてしまう。 特に保安官(ピーター・マック・リーン)は露骨にミックを嫌がっていた。 しかしこれがこの町にこれから起こる事件の始まりだった。
2人は家に帰りロジャーに車を返すが、ロジャーの家が釣りエサの養殖所をやってる関係から積んであったエサ(ゴカイやミミズ10万匹)が車より消えている。 
ミックとジェリーは、母にたのまれて骨董屋にいくが、そこに主人の姿はなく一体の白骨があった。 すぐに保安官を呼び、彼が来たときは消えている白骨死体。 何かが今起こっているのだろうか?・・・

ミミズ系の嫌いな人には厳禁な作品、聞いたことはありましたが私は初鑑賞でした。 とても食事時には見られない作品でしたね。 まあ生物系のホラーを食事時には見ませんが(^^)
物語は冒頭にテロップが出てきて、お話の原因が語られます。 大嵐によって高圧電線が切られ、それが地中に刺さり、地中に強烈な電気が流れるという事によっておこる突然変異ですね。
得てして巨大化してしまう設定が多いですが、私も見る前まではそう思っていて、「トレマーズhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9278872.html みたいなものかなという認識でした。
“ゴカイ”というのは釣りの餌ですよね。 これの養殖をしている職業の隣に住んでいるロジャー、彼がこの作品のキーパーソンでしたね。 ちょっと不気味で、おつむの弱い感じの男ですが、主要キャラのジェリーに横恋慕するところから、なかなかの存在になっていきます。 そして怪物並みのタフさを持っているんですね。
なかなか大群でうねりまくるシーンは、横で見ていた息子も「どうやって撮ったんだろう?」と言っていましたが、上手いシーンでしたし、食欲を減退させるところでしたね。
何度も見たい作品ではないですが。

イメージ 1
ロジャーから車を借りるジェリー

イメージ 2
なんとか出会い家に着いたミック

イメージ 3
しかし二人は白骨を見つける

イメージ 4
そしてロジャーの父が殺される

イメージ 5
ロジャーも襲われるが

イメージ 6