anttiorbの映画、映像の世界

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エクスペンダブル・レディズ

2014年作品、クリストファー・レイ監督、クリスタナ・ローケンブリジット・ニールセンゾーイ・ベル出演。

アメリカ合衆国大統領の娘エリーズ(ティファニー・パンヒラソン)を乗せた護衛車がカザフスタンを走っていた。 周りも厳重な警護をしているが、彼女を載せた車の前を走る、トレーラーの前に一人の男が飛び出してきた。しかしその男は囮で、すぐさま武装集団が現れた。
前方車はあっという間に、走行不能となり、足止めにされ、エリーズの車に銃声が集中し始める。 SPたちが盾になって彼女を守るが、どんどん現れる襲撃犯たち。
彼女は腕時計型のGPSを渡され、林の中に駆け込むが、そこに待ち構えていたのが、この一帯を占拠しているゲリラの女ボスのウルリーカ(ブリジット・ニールセン)だった。 素早く腕時計型GPSを壊し、彼女は拉致されてしまう 。
ホワイトハウスに届いたウルリーカの映像メッセージで、彼女はエリーズを解放する条件として、48時間以内に母国にいる敵対する人物を全て排除し自分をその国の大統領にさせるよう要求してきた。 それを見たCIAのモナ・ケンダル(シンシア・ロスロック)は、部下のボビー(ジェラルド・ウェブ)からウルリーカが異常なほどの男嫌いなことと、弱い女も見下していることを伝えられる。
男の特殊工作員は使えないし、CIAの精鋭も急には投入できない。 そこで、今回は全く違う人選をすることになる。 
モナは、能力がある服役中の女囚人を今回の任務につかせることを決め、海兵隊に所属していた元狙撃兵のキャット・モーガンクリスタナ・ローケン)、特殊部隊の小隊長だった カサンドラ・クレイ(ゾーイ・ベル)、元CIAエージェントで殺し屋に転身したレイヴン(ヴィヴィカ・A・フォックス)、自称テクノ・アナキストで爆発物に詳しいメイリン・フォン(ニコール・ビルダーバック)の4人を集める。
集められた4人に、モナは今回の目的を教え、その報酬として恩赦を約束する。 彼女たちはスタンガンで眠らされている間にもう輸送機の中にいたのだった。
そして彼女たちに拒否する選択肢は与えられない。エリーズ救出のためウルリーカが潜んでいるカザフスタン旧ソ連の刑務所跡地へと向かうのだった…

明らかに「エクスペンダブル3」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12350049.html に便乗したこの企画、まあその割にはキャストがなかなかですので、観てみました。
主役格は、ゾーイ・ベルなんですが、彼女はもとはスタントウーマンなんですね。 彼女が計画・指揮を執っていくんです。 ただ知名度からしたら、ちょっと寂しい位置づけになってしまいましたが、「ターミネーター3」のT-X役のクリスタナ・ローケンでしょうね。
女兵士の中で一番のモテ役で、いきなりセクハラのシーンで登場します。 ただ、周りが厳ついんで、彼女がましという位置づけなんですが(^^)
もちろん巨大な製作費を投入している本家の作品には到底及びませんが、ここまでの展開は結構面白いんですよね。 ちょっとしたワクワク感があるんです。 何かやってくれそうな4人なんですが。
また悪玉としてブリジット・ニールセン、最近こそあまりヒット作でお目にかかれませんが、相変わらずのボディでしたね。
この作品、もうちょっと予算があったら、良かったんでしょうね。 頑張っているし、コミックシーンを切り替わりで入れたり趣向を凝らしていますが、いかんせんここにお金をかけたから、ここはこの程度なんだろうなと、見えてしまうんですね。 全体平均したクオリティが保ててないのが大変残念。
“女性版エクスペンダブルズ”を、スタローンに撮らせたいですね。

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彼女が狙われた

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テロリストグループの女ボス

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そして集められた4人

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直ちに紛争地に送られる

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しかし敵も強大だった

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